2020年2月、癌に抗い続けた、なるさんが
旅立ちました。52歳でした。
なるさん(主人)
私 パート
たろう(息子)当時高校3年生
ことり(娘) 当時小学5年生
「健康診断、再検査」〜「突然感じた重み」は、なるさんと家族の闘病記です。
それ以降は、死別後の事を綴っています。
お読み頂けたら、嬉しいです
骨盤臓器脱(膀胱)の為、11月末に大学病院で、血液検査、子宮体・子宮頸癌の検査、そして腹部のMRIを撮った。
それから3週間経ち、先日、検査結果を聞きに行った。
- 甲状腺の異常やホルモンバランスの乱れはなし。
- 子宮体・子宮頸癌は陰性
- 子宮内膜症あり(知らなかった
) - 片方の卵巣が少し肥大している(水が溜まっているのか腫れているのか不明だが、今のところ心配はなさそう)
- そして肝心の骨盤臓器脱については、子宮は上の方にあるが、背中側に傾いており(子宮後屈)、膀胱が下垂している状態(脱まではいっていない)
先生の見立てでは、まだ閉経していないし(月経周期もほぼ乱れていない)喘息もあり、どんな手術でもリスクはあるので、ペッサリーで抑えられているのならば、もうしばらくこのままで良いのではないかとの事だった。
なんとも悩ましい
だって、近くの産婦人科で、手術を勧められて大学病院を紹介されたのに…。
そりゃー、このままペッサリーの装着で、今まで通りの生活が送れるなら、その方がいい。
でも、じっとしている時はいいのだけれど、中でペッサリーが動き、特に仕事中や夕方になると、なんとも言えない嫌な違和感と、時折残尿感、便がなんとなくしたい感じがして、意識が下腹部に集中してしまう。
そして、排便時に産まれそう
になり慌ててトイレットペーパーで抑える事もしばしば
(その時、痛みもあり)
不快です


そんな思いをして過ごすなら、手術した方がいいのでは?
しかし手術では、子宮を取るという…
もう、私的には必要ないけどさ…
閉経してないし、体的にはまだ必要な臓器なんじゃ?と思ってしまう。
素人なので、今の私、これからの私にとって、どちらを選べばいいのか迷うと、先生に伝えてみると、
「たぶん僕の感じでは、このままでいいかなと思います。でも残尿感や圧迫感など、不快に感じているなら、手術もありですね。 たぶん、ロボット手術になるんじゃないかと思うんですが、諸々含め、おじいちゃんたちに聞いてみますね」
とおっしゃった。
おじいちゃんたち?


たぶん、上司、教授…なんだろうけど
言い方よ
産婦人科のおじいちゃん

「はい、赤ちゃんも頑張ってますよー
いきんでー」
いきんでー」なんて白髪頭で、何千人も赤ちゃんを取り上げてきた、ほのぼのベテラン先生を思い浮かべてしまって、笑ってしまった…
話はズレたが…
年明け、手術の詳しい説明を受け、するか?しないか?また、その時期を決める事となった。
さて、おじいちゃん先生達はなんていうのかな…
