中村天風を導いたカリアッパ師。
凄い人だ。
天風先生がインドでされた修行に触れる。
カリアッパ師と天風先生の会話の中から、
天風教義の行間が伺える。
人間、幸せになるのも、不幸であるのも、心ひとつの置きどころ
足らざるところばかり追いかけて、
満たされているところは見ないというのでは、
たとえどんなに満たされた状況に置かれても、
本人にとっては足らざるところばかりなのである。
とある。
耳が痛いお言葉であり、
有難いお言葉だ。
まだまだまだ、天風先生のお心はつかみ切れていない。
もっともっと知りたいと思った。