教育基本法の改正やら、履修してない事など、患者様と議論しました。



自分たちの時代といまの「ゆとり教育」とはだいぶ変わってきています。



(と言っても、患者様はボクよりもずっと若いのですが)



「世界史を受講しないで世界をまたにかける国際人になれるはずがない。」



「ゆとり教育で授業にゆとりがなくなっている。」



「日本人の道徳を学校で教えないのか。」



などなど、否定的な意見がたくさんでてきました。





「日本人のアジアとの歴史観もはっきりとすべきだ!」



と言う話になった時、はたっと思いました。





「そういえば日本史の授業は縄文時代から始まって、最後は時間がなくて幕末くらいで終わってしまったような感じですね。」



「えっ、もう少し進んで明治か大正時代くらいはやったんじゃないの?」





詳しく思い出せません。



結局近代の日本の歴史を重点的に授業を受けた記憶が無いのです。



戦争の事も詳しく習った記憶がないし、



試験にでるからと言って語呂合わせで年号を覚えた事も無いと思います。



世界史の授業をやらないのなら戦争している意味もわかないだろうし、



日本の近代史がわからなければ、世界が日本の事をどのようにみているのかもわからないですよね。





もう一度日本の事に興味を持とうと思いました。