高校卒業後の進路に向けて | 夏ママのブログ 18トリソミーの娘とともに

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なっちゃんは18トリソミー。 2006.5.26生まれの女の子。3つ上のお兄ちゃんと1つ下の妹と毎日楽しく過ごしています

お友達の皆さま

こんにちは


先週の月曜火曜と

2日間に渡り

生活介護の施設に

実習に行ってきました


なっちゃんが通う

特別支援学校高等部の

進路指導では

1年次は施設見学

2年次と3年次は

施設実習を行います


保護者が送迎して

担任と生徒で

終日過ごします

医療ケアがある場合は

保護者も付き添います


今年度初の実習

まずは一番遠いところ

自宅から車で25分の距離


この規模の大きい事業所に

学校を通して

実習を申し込んだところ

すぐに対応して下さいました


実習の前に一度

放課後の時間帯に

オリエンテーションがあり


担任となっちゃんと私と

進路指導の先生と4人で伺って

学校の様子や

栄養や排泄について

留意すること

希望することなど

面談を済ませました


最初は少しだけ

緊張する様子もありましたが

2日間とも元気に参加して

出された昼食(ペースト食)を

パクパク食べましたビックリマーク


高校3年生になって

精神的にも体力的にも

逞しくなった気がします


家から近い事業所にも

実習を申し込むので

秋にかけて忙しくなりそう

体調管理に気をつけて

過ごしていきます


行き帰りの車のなかでは

よく寝ていました

おつかれさまラブラブ


📕最近読んだ本📙

『点をつなぐ』

加藤千恵 著

角川春樹事務所  出版


著者は2001年に歌集『ハッピーアイスクリーム』で高校生歌人としてデビュー。2009年『ハニービターハニー』で小説家デビュー。小説、短歌、詩、エッセイ、漫画原作など幅広く活躍


みのり28歳。仕事はコンビニスイーツ商品開発。地方から上京して東京暮らし。地元の高校時代の友人はすでに家庭を持ち子育て中がほとんど。仕事、恋愛、結婚。私の目的地は何処なんだろう。地方から上京してきた若者の等身大のストーリーです


みのりの気持ちが

ダイレクトに伝わってくる

周りが気になり

自信がなくなる


でも迷うことって

悪じゃないと思う


違う視点で自分を

見つめ直すきっかけ


〝点をつなぐ〟


分岐点だらけの道

選び続けることは

楽ではないけれど

一つひとつの選択が繋がり

ストーリーになっていくと言う


迷いながらも

歩み続ける全ての人に

リスペクトを抱きました


『ありえないほどうるさいオルゴール店 』

瀧羽麻子 著

幻冬社 出版


北の町にその店はあります。天井まで届く棚が左右の壁に沿い立ち、そこにはびっしりとオルゴールが並びます。店主は訪れた人の〝心に流れる音〟を聴き取り世界にひとつだけのオルゴールを作り上げていきます


よりみち

はなうた

おそろい

ふるさと

バイエル

おむかい

おさきに


七つのストーリーが描く

知り得ることのなかった想いと

忘れかけていた記憶


生きるということは

悲しみや喜びが交差する

道を歩み続けること


店主がかける音の魔法が

言葉では伝えなかった

伝えることができなかった

それぞれの思いを

紐解いていきます


心に沁みる優しい本でした