こんにちは、Aやすしです。
お仕事をしてる時間以外は
９割５分、子供と過ごしているので
どうしても育児メインの
エピソードばかりになりがちです。
すみません。
今回も、na-ta坊やとのお話。
お絵描きが好きな坊やは
自宅でも、よく何かしら描いてます。
この日は、カレーパンの人。
でも、その様子を見てると
「アラ？」っと思いました。
顔を描くのに、横から描いてる。
どの顔も横から。
横顔ではなく、顔の正面を
紙に対して、側面に立って描くのです。
描きにくくないのかな？と思うも
本人は、これがしごく当たり前らしい。
人に説明しながら、ペンを走らせるみたいな。
プレゼン描きです。
色んなやり方が、あるもんだなぁと
教えられました。
そんな坊やとのある日。
お風呂に入ってる時のこと
突如Aやすしは、激しい腹痛に見舞われました。
店主はまだ、お店で仕事中だったので
自宅には、ふたりきり。
痛い痛いイタタタタ…
思わず身をよじり、顔を歪める。
坊やは、呆然と母の顔を眺めるも
すぐさま
「イタイのイタイの、飛んでけー」と
やってくれて
「治してあげるよ」と、頼もしい言葉。
おぉ！これは
３歳児が、ミラクルを起こしてくれるのか!!?と
苦しみつつも、ほのかな期待を寄せていると
おもむろに、洗面器にお湯を張る。
なんだ？
次にその洗面器に、軽石を浮かべる。
なんだ？
そして一言
「かゆいー」
と、肘を掻き
「あがるー」
と、言い残し
スタコラさっさと 浴室を後にした。
「！！！！！」
３歳児を、買いかぶってた。
そんなもんです。
もっとドラマチックな展開を
内心、待ち望んでいたのですが
こんなもんです。
世界の驚きニュースで見るような
母の発作を前に
幼児が救急に連絡するみたいな
心温まる奇跡など
我が家で、起こるはずもない。
奇跡の人は、いない。
ウォーワー！(ウォーター！)
などと叫ぶこともない。
急募! ヘレン!!
結果、お腹の痛みと闘いながら
軽石を、定位置に戻し
洗面器のお湯を、流して
自分のオナラに、ケラケラ笑う
陽気な坊やの体を拭く。
これが、私の日常です。
友人H嬢に
「日々の些細な出来事に、ドラマは潜んでるから
それを見逃さなければいい」と
教えられては、いるのですが
この箸にも棒にも、引っかからないような
膨らますにも、膨らませず
１のドラマを、１のままで
ここに書いている、我が日常。
切なくもありますが
ま、それも幸せなことです。
やれやれ
From na-ta A やすし
( 脳内用ベーキングパウダーがあれば、もっと面白話になるのかな？ )