私[なみ]は22歳。旦那[きみ]は30歳。
日々繰り返される毎日
飽き飽きしながらも旦那のために笑顔を作り過ごす主婦
早くに結婚した理由は、仕事をしないですむから。
そんな理由で高校卒業とともに、付き合っていた彼に逆プロポーズしゴールイン。
こどもはなし。しばらくは二人の生活にしたいと彼が言ったからだ。
楽できる憧れの主婦になったものの、何もすることなく毎日が過ぎていく。
唯一の楽しみは、昼間の韓流ドラマ
そんな私を変えたのが彼との出会い
夜ご飯を食べてお風呂に入り、お散歩で近くのコンビニに行って大好きなスイーツを買うのが私の日課。
毎日通ってたコンビニなので私はお得意様で店員とも仲良しになっていた
今日は誰がいるかなー
そう思いながらスイーツを取ってレジに
『いらっしゃいませ』
レジの彼は今まで見たことがない店員さんだった。
背が高く、細身で色黒。目は細目で鼻はシュッと高く八重歯がカワイイ男の子だった。
そういえばイケメン新人がくるっておばちゃんたちが言ってたっけ
「君がイケメン新人くん?店長いる??」
私が聞くと 彼は笑顔で、
『え??ああ、あなたがなみさんですか??店長から聞いてます
店長』私は見逃さなかった。彼は笑顔になると目尻にシワができる、私の大好きな目の持ち主だった。
今時の高校生には珍しく、きちんと受け答えができる彼に私は感心してた。
『なみちゃんいらっしゃい、どう?うちのイケメン新人は』
奥から店長があらわれた
店長は、30代後半で背が低く色白。少し小太りでいつも笑顔。とても接しやすく、誰でもすぐに仲良くなれるような男性。しかし、彼女はしばらくいないらしい。
店長みたいな男性をほっとくなんて、世の女性は何してんだろうね。って、私はいつも言ってた
「ほんとにイケメン新人くんだよね
私のタイプだよ。ところで、なんで私がなみってわかったの??店長なんか変なこと教え込んでないでしょーねー。」私は笑いながら店長を睨んでみた
『なにも言ってないよ。ただお得意様で美人な人がなみちゃんだから、失礼がないようにって言っただけだよ
ところで、彼は高校生の秋山くん。秋山くん、改めてこちらが噂のカワイイお得意様なみちゃん。まだ若いのに旦那様がいるんだよー』っと、店長は焦りながら彼の肩を叩く
『結婚してるんですか???』
驚く彼に私は
「そうだよ
年上の旦那様がいるんだよ。」店長にカワイイと言われてウキウキしてた私は笑顔で
左手の薬指をみせた。
『そうなんですか、、』
っと彼はうつむいてしまった。
『今日も旦那は遅いのか??』
店長は私を心配そうに見た
「たぶんねー。仕事忙しいみたいだから私が寝た頃にまた帰ってくるんだと思う
」私はわざとらしく残念がってみせた。
ほんとは、遅くに帰ってきてくれた方が借りてるドラマのDVDが見れるからいいんだけどね。心配してくれるのがなんだか嬉しくていつも残念そうに振る舞った。
「私そろそろ帰るね。秋山くん、店長また明日くるね。お休みー」
『おう、また明日な。なみちゃん』
『ありがとうございましたー』
家に着く間、私はウキウキしてた。
ラッキー。タイプの子がバイトしてるなんて
これから楽しみになるなっとスキップしながら家に帰って行った。
旦那とはマンネリ化、たまにはドラマ以外でトキメキを感じてもバチは当たらないよね。
はじめは、そんな軽い気持ちだった
