あれから6度目の3.11となりました。

 

心が繋がりますように。。。

 

 

 

 

東京の七夕の夜は残念ながら今年も曇り

そんな夜は、この唄を聴きながらしっとりと♪




     いつか七夕/熊木杏里


いつから私たちの償いは 消えていったのだろう
長い長い年月が川の石を丸くしたのだろう


ふるさとなんかないと 簡単に言う人がいるけれど
一体 どこで 生まれて どこで育ってきたのだろう


今 天の川
いつか七夕
引き離されて
返事もなく戾る道もなく消えていった


私たちの失ったものは
ひとつだけじゃないんだろう



どうして私たちはいつまでも 無関心でいるのだろう
成れの果てに乾杯をしては 忘れてきたのだろう


決められている言葉通りには人は動くけれど
ひとりひとりの自由をなにでつなげればいいの?


今 誰よりも
遠い友達
想えば近く
別れのない 夢の中でだけ やっと会える


私たちはできることさえも
あきらめてみたりするけど



今 天の川
いつか七夕
ほどけた絆
同じことを くり返していることも知らない


私たちの笑いかける場所に
イメ一ジの花を笑かそう


http://www.tudou.com/programs/view/Dl6WcCFcLCc/

大雪の中開催となった前回の47都道府県ツアーファイナルの場所 BLITZ。
2度目の全国ツアーのゴールとして再び戻ってきた今回のBLITZは、
快晴のすがすがしい天気が迎えてくれました。


前回のこのツアーは、真冬に約3ヶ月でゴールをするという
超ハードなもので、行く先々で雪による足止めを食らったことがありましたが、
今回は初夏から秋にかけての4ヶ月間であり、土曜、日曜が中心で、
また天候にも恵まれたとのことで、多少は負担は軽かったかもしれません。
それでも全ての県でのライブは準備を含め大変なことですが。


会場内に入ると、サポートメンバー用であろう楽譜スタンドと椅子が
ステージいっぱいに準備されており、いやがうえにも期待が増します。


定刻を少し過ぎて、あさ子ちゃん登場。


今回は収録用のカメラが入っていましたが、そんな状況にも
大きな会場や大観衆にも動じずいつも通り落ち着いて見えます。


ライブはメジャーデビュー曲の「わたしのノスタルジア」から始まりました。
いつも丁寧な歌唱ではあるのですが、さらにいつもより
1語1音いつもにも増して大切に唄っているなと感じます。


2曲目は、特に思い入れの強い「どんぐりと花の空」


3曲目は、対極のジャンルとも言えるTKのプロデュース曲「みるいろの星」

そして、初めて歌詞の提供を受けた「それがいいな」
ゲームとのタイアップ曲 「風の眠る地へ」と
あさ子ちゃんにとってターニングポイントとなった曲が続きます。


そしていよいよバックバンドを呼び入れての「少年たち」

このメンバーは、富山でのビートラムと一緒で気心も知れており
リズミカルなサポートとともに、メンバーの皆さんがあさ子ちゃんを包み込むような

優しい表情での演奏が象徴的です。

特に、ベースの伊賀航さん。
かの細野晴臣氏のサポートも古くから務める腕の確かなベーシストですが
演奏していないときの航さんは、意図的なのか、はたまた天然なのか
不思議な魅力で何故か自然に目が向いてしまいます。


あさ子ちゃんの楽曲の性格上、バンドのアレンジが難しいものも多かったでしょう。
普段の弾き語りでの印象が焼きついていますので、バンドを従えてのその姿は
あさ子ちゃんがより大きく見えてきて感動モノでした。


ダブルアンコールを含め、まるまる2時間。
最後にスタッフたち、フルサポートの小竹さん、そして会場の観客に
お礼を言う際に、思わず涙が。


ラストに「フランネル」をエモーショナルに歌い上げると、
バンドのメンバーがケーキを持ってお出迎え!
会場もスタンディングオベーションで応えます。


心あたたまる感動的なシチュエーションで最高のゴールとなりました。

尚、近々今回のバンマスでもあった鈴木惣一郎氏とユニットを組み、
"季”間限定で音源を出していくとの発表がありました。

また、新たな試み、楽しみです。


セットリスト

1.わたしのノスタルジア
2.どんぐりと花の空
3.みるいろの星
4.サンセット・サイドストーリー
5.それがいいな
6.PASSWORD
7.風が眠る地へ
8.やり過ごされた時間たち

9.少年たち
10.涙のシルエット
11.生い立ちの歌
12.パノラマライン
13.ペーパームーンへ連れ出して
14.かたむすび


UNC1
15.ちいさなラズベリー
16.積水ハウスの歌
17.回遊魚の原風景


UNC2
18.もみの木 with 鈴木惣一郎
19.フランネル