幼稚園の年中の頃
父親参観というものがありました
保育園の時に旦那とは参観日に行ったことがありましたが
これが旦那には2回目の参観日
保育園の時にはまだ、１歳と小さくて、何かすると言っても、私が行く事で
くっついて来てしまい、全く行事に参加しませんでした
まあ、仕方ない事と思っていましたが
今回はもう４歳
旦那はそれなりに楽しみにしていました
私は以前にも見に行く機会がありましたが、
年中になってどうかな・・・と思いながら
帰って来た旦那に、すぐに「どうだった
」と聞きました。
ところが、旦那は
「あれじゃあ、小学校になんて行っても座っていられないよ。」
そう冷静に呟きました。
私はざわざわが収まらず
「何をしちゃったの」
と質問攻め
なんでも、工作を始めたのに、出歩き始めて、ベランダに行ったり
ほとんど席に座っていなかったと言うのです
そんなに、なぜ動き回るのか
多動ではないと診察では言われたものの、決して大人しくできるわけではありません。
いつもは「大丈夫、大丈夫」と
心配性の私とは正反対の旦那がそこまで言うって事はよっぽどの事
しかも、多少でも笑っているならいいけれど、いつになく言い方も表情も至って真面目
それが一番ショックでした
胸の奥のざわざわがスッキリしないまま、お子をずっと眺めては
将来の不安をぼうっと考えていました・・・
本当に小学校に行けるのか
この日から、そんな不安がいつも頭から離れませんでした
そして、その頃から、いったい誰が小学校の進路を決めるのか
支援級はどうやって進むのかはたまた支援学校・・
怖くて、なんとなく聞くこともできず年長になるのでした
