３７歳弁護士の旦那
３１歳薬剤師の嫁
３１歳薬剤師の嫁さて、裁判員裁判の二日目にも行ってきました
初日は、検察官からの供述書の読み上げ（事件の説明ね
）をしたんですが、
）をしたんですが、二日目は、ウチの旦那ちゃまの出番でしたっ
というのも、二日目は、尋問の日
証人尋問が２件と、被告人への尋問で、
１０時から１７時と丸一日かかりましたよ
長かったけど、たっぷり旦那ちゃまの活躍が見れて、嬉しい妻
長かったけど、たっぷり旦那ちゃまの活躍が見れて、嬉しい妻
初日、ほぼ何も喋らなかったもんね～
（正直、何しとんじゃいって思いましたが、そういう流れだったのね。）
で、今回の裁判員裁判
事の詳細は書きませんが、大まかに、みんなでボコってお金とった事件、と前回お伝えしましたが、
二日目は、その被告人の親しい友人と、奥さんが来られて、証言されてました
私がとても印象に残ったのは、奥さん。
とても細くて、疲れたような表情で現れて。
被告人とは、逮捕されてから一度も会えておらず、
証人尋問のこの日が約１年ぶりぐらいの再会だったようです
でも、ここは法廷。
二人が直接話をすることも出来ないし、触れることも出来ない。
私は、（カウンセラーとして何か学ぼうと思う気持ちもあり）、ずっと二人を気にして見ていました。
とても切なかったのは、一度たりとも、二人の目が合わなかった、こと。
互いに互いを視界の隅には入れてるんですが、
奥さんが被告人を１、２秒見ては、目をそらし。
また、被告人が奥さんを１、２秒見ては、目をそらし。
その繰り返しだったんです。
被告人の立場からすると、そりゃ後ろめたさ、申し訳ない気持ちでいっぱいで、
どんな顔して、奥さんを見たらいいか分からないですよね。
直視出来ないと思います。
奥さんの立場になって考えると、そりゃあもう、ね……。
だって、
夫が自分の知らないところで悪いことして、
ある日いきなり警察が来て、
「逮捕しまーす」って連れて行かれて、
「え？帰ってこーへんのん？いつまで？私と子供の生活どーなるのん？」ってなって。
確かに、目の前の生活苦もそうだけど、
それまであった信頼関係とか絆とか、愛情とか、その全てを失ったような気持ちになるやん。
私はお金より、そこが一番かと思いました
奥さんは、
私と子供の顔が、思い出されなかったんだろうか、とか。
私と子供の存在が、抑止力にならなったんだろうか、とか。
残された私と子供が、どんな思いをするとか、考えなかったんだろうか、とか。
そういったことも、発言されてました。
こういうことで愛情をはかる、確かめる、のは、空しいことかもしれませんが、
相手を信頼していた分、失う愛情の大きさや深さは尋常でなないと思います。
奥さん、久しぶりに会って、変わり果てた夫を見て、何を思ったかなぁ…。
会えた喜びもあっただろうし、
あぁ生きててくれたって安堵の気持ちもあっただろうし。
と同時に、なんでなん
っていう悲しみと怒り、
っていう悲しみと怒り、どこに向けていいのか分からない憤り、
手錠と紐をつけられた姿を見て、あぁこれが現実なんだという、絶望もあっただろうな。
自分自身も証人になったものの、大勢の前で見せ物にされて話さないといけない不安や、恐怖、羞恥心、苛立ち。
思い出したくもない記憶や感情。
弁護士である旦那ちゃまは、お仕事ですからね。
奥さんに、色々と質問をするわけですよ
すると、事実に関する質問には冷静に答えていた奥さんの言葉が、
感情の部分を聞き出す質問に変わった時、
消化しきれない思いがあふれ、声を（少しですが）荒げたり、語尾が強くなったり、
また、言葉に詰まる場面や、涙を拭うような仕草が見られ、
その奥さんの言葉に、耐えきれず涙する被告人。
あーぁ、私まで泣きましたよ。
関係ないのにね。
こうして、二日目は、とっても切ない証人尋問を見て感じることが出来ました。
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ネット婚活で、知り合い
→結婚
した私
過去にも、色々とネット婚活のこと書いてます