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本日は朝一番で近所のショッピングモールへ。
 
娘がバイト先に履いていく黒のパンツに穴があいてしまい、残り一本しかないので、洗い替えが必要になり、娘と一緒に買いに行った。
 
私が付き添う理由は、土砂降り(車の運転)なのと、大蔵大臣(死語?)だからである。
 
裾上げが明日になると言われたが、仕方なく預け、11時過ぎなのでブランチして帰ることに。
 
以前、息子が不在だったとき、娘と二人で夕飯を食べに入ったパスタ屋。
 
娘がそれ以来「またパスタ食べたい」と言っていたので寄った。
 
幸い、まだ客がまばらだったが、このあと行列ができるくらい混むのを知ってるので、早々に席に着く。
 
パスタのパンセットを頼み、パンの置いてあるカウンターへ行こうとすると、なにやらボソボソとテレビのような声が聴こえる。
 
店内は割と大きめのBGMがかかっていて、向かい合って娘と話してても少し大きい声を出さないと聞き取りにくいくらいなのだが、そのBGMに混じって、人工的な音声がするのだ。
 
ふと私たちが座ってる席の斜め前の四人掛けの席にいた母と子の二人が目に入り、子のほうを見ると、スマホで動画(たぶんYoutube)を観ていた。
 
(これかぁ…)と思ったが、親らしき女性は一向に気にしてない。
 
私も普段だったら、耳障りなので、店員に「せめてイヤホンして聴くように」と注意をしてもらうところだが、今日はその大きめのBGMのおかげか、然程気にならなかったので、無視することにした。
 
スマホを仕切りの壁に立て掛けて、音が聴きづらいのか、目と鼻の先で食い入るように観ている。
 
その子は、見るからに小学校3,4年生くらいの男子児童。
 
今は6月金曜の平日午前11時半。
 
土日でも祝日でもないし、開校記念日だったらもっと他にも小学生の姿が目立ってもいいはず。
 
恐らく学校はあるんじゃないかと思う。
 
つまり、推察すると不登校児童かな、と。
 
母親のように見えた女性は、良く見ると、どうも祖母のような雰囲気もする。
 
私は不登校児がダメとは思ってない。
 
私が「行きたくないのに無理して行かせる必要はない」という主義だし、実際、うちの娘も不登校だったし、知人の子も、とても明るくて良い子なんだが小学校2年生にしてすでに不登校である。
 
うちの娘もそうだが、イジメとかではなく、強いて言えば「仲の良い子がいない」というのもあって、学校がつまらない、それに加えて不規則な生活をしてても周りの大人たちがそれを正さない。
 
私が離婚して子どもたちに関わってやれなかったことを棚に上げて言うのはおこがましいが、要するに、そういう子はあんまり大人が私生活の躾をちゃんとしないんだよな。
 
目の前にいる、この小学生男児もそう。
 
公共の飲食店で、そこそこ混雑してきた店内でも、平気で音出してスマホを観ながらメシ食わせてる。
 
正直、行儀悪い。
 
しかも、スマホ観ながらだから、食べるのもかなり遅いし、食べ終わると、ソファに寝転がっている。
 
世の中、ADHDや発達障害の子がいるので、落ち着きがなかったり、ジッとしていられない子はいるだろう。
 
「そういう子を連れて外食するな」とは言わないが、もし、そうだとしたら、もう少し親がいろいろ考えて行動したほうがいいんじゃないかと私は思う。
 
ぶっちゃけて言うなら「多動なんです」「発達障害なんです」「自閉症なんです」
 
だから、人に不快な思いをさせてもしょうがないでしょ??
 
は違うってことだ。
 
そういう子たちの扱いが大変なのは、なんとなく分かってるつもりだ。
 
「障がい児を育てたことのない、お前に何が分かる?」と言われたら、四六時中一緒にいるわけじゃないから、その苦労は分からない。
 
けど、少なくとも親しい友人2人の弟はそれぞれ知的障がい児だったし、高校の約2年間は発達障害の小中学生を抱える親が集まって作った放課後のデイルームみたいな施設でバイトをしてたので、一度も身近に接したことがない人たちよりは、何らかの接点を持っていた。
 
私がその施設でバイトしてたときに自分で決めていたのは「障害があってもなくても変わらずに接する」だった。
 
だから、悪いことをすれば当然のように注意した。
 
そのぶん、彼ら彼女らが学校で理不尽なイジメに遭ったりしたときは、自分の友達がされたのと同じくらい腹を立てた。
 
決して私の中に「障害持ってるから(できなくても、イジメられても)しょうがないよね」はなかった。
 
で、話を戻すが。
 
その男児がパスタを食い終わると、今度は美味そうなデザートが運ばれてきた。
 
うちも娘が食べたがれば、食事のあとにデザートを頼むことは日常茶飯事だ。
 
ただ、何となくその光景を見たときに「普段から甘やかしてるんだろうなぁ」と思った。
 
動画の件も然りだが、何をやっても目の前の保護者が注意を全くしないのも、私から見たら一種のネグレクトだな、と思う。
 
どんな子どもに育っても関係ない。
 
将来どんなに社会生活で子どもが困っても関係ない。
 
きっと「親は何も考えてないんだろうな」と。
 
もし「自分の子は学校に馴染めなくて不登校で可哀想だから、せめて学校以外では、周りを気にせず自由にのびのびさせてやりたい」と思ってるのだとしたら、それは大いなる勘違いだ。
 
私は内心「このままいけば、立派なこどおじニート真っしぐらだな」と思った。
 
今は体も小さく、子どもだから、まだ可愛い。
 
だけど、想像してみて欲しい。
 
目の前にいるのが50歳過ぎたオヤジで、同じようにちょっとお洒落なパスタ屋で、周囲の客のことはまるで目に入らず、イヤホンもせず音を出してスマホ観ながらメシ食って、食い終わったらソファに寝転がってる姿を。
 
金を払えばどんな食い方をして、どんな態度をしてもいいと思うか?
 
お前が金を払ってるのと同じ金額を周りの人間も払っていて、なのにお前の傍若無人な態度は黙認されて、周りがその不快感を我慢しなきゃならんのはおかしいだろ?
 
今の行動を周りの大人が正さなかったら、この子はそれが普通になって、そして何が悪いのか分からないまま成長して、社会で生きていくのが厳しくなる。
 
そういう大人を、この保護者は自ら産み出してるってことだよ。
 
もし、この男子児童の不登校が「幼いころから家で何をやっても許されて、我儘放題に育てられたせいで、学校で周りの子たちとうまくやれず、協調性が育たず、学校生活に馴染めない」だとしたら、それは立派に親のせいだと思うし、こういう親の元に生まれたことは同情する。
 
きっと人生苦労するんだろうな、親や周りの大人のせいで。
 
もちろん、大人になってそれに気づいて、自分でそれまでの生活や考えを悔い改めて、何が何でも更生しようと必死に努力するくらいの気概があれば別だけど。
 
「どういう親の元に産まれて、どういう風に育てられるか」は、やっぱりその子の人生を大きく左右する一因にはなると思う。
 
「いつまでも親のせいにしてても仕方がないでしょ?」って言う人もいるけど、子どもの心に刻まれた傷は根深いもんだよ。
 
私でも「小学校低学年のころに共働きであまり母に構ってもらえなかった寂しさ」とか「喧嘩するといつも母に存在を無視されてたこと」とか、未だにまだ消化しきれてない部分はあるからな。
 
それでも私がグレなかったのは「大嫌いな親のために自分の人生を棒に振りたくない」っていうその思いだけで、なんとか踏みとどまってたようなもんだ。
 
もし自暴自棄になってたら、今頃、立派な悪の道に染まってたかもねぇ…。
 
親子関係はほんとうに難しい。
 
子どもにとってはうまく親から巣立てるかどうかで、一生、親の呪縛に苛まされるか、自分の人生を歩めるか、が決まるんだろうな。

 

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