今日は以前から気になってた ”めまい外来” に行ってきた。
”めまい外来” って言うぐらいだから、症状が出てないと診察するの難しいのかなって思ったんだが、そうそうタイミングよく眩暈起こしてるわけないので、事前に電話で『受診時に眩暈がしてなくてもいいですか？』と尋ねたら『大丈夫ですよー』って言われたので、安心して予約した。
三種類の検査をしたんだが、視覚検査が気持ち悪すぎて、途中で断念。
ゴーグルみたいなものをつけて、中に映像が流れるんだけど、それぞれ5センチ幅くらいの白黒の縦の縞模様が、ゆーっくり右に流れて行って、それがだんだんスピードあげて右へ右へ流れていくのを、ずっと凝視してなきゃいけなくて、もう無理 
ってなった。
気持ち悪すぎて、目が開けてられない。
見てるだけで、めまいがしそう 
次が、重心動揺検査ってやつで、これは前にもやった。
この検査のせいで、前に ”脳腫瘍かも” って言われたやつ。
今回は正常だった（つーか、今日は別に眩暈してねぇし）。
最後は聴力検査。
これは結果教えてくれなかったんだが、何も言われなかったので、たぶん正常なんだろう。
そして、いざ診察へ！
私の場合は、どうやら複合的に眩暈を起こす要因が絡んでいるらしく。
多いのはやはり ”良性発作性頭位めまい症” なんだが、片頭痛や頚椎症、あと腰痛、パニック症もあるので、もともと ”片頭痛めまい” という片頭痛に関連して眩暈発作もあるというタイプだったのではないか、という見立てらしい。
『頭痛いときに眩暈、もしくは眩暈を起こすと頭痛がしたりしませんか？』と訊かれたが、あんまり心当たりないんだけどね。
どっちかというと、肩こりが酷いときに片頭痛も起こす（緊張性頭痛ではなくてアロディニア）んだが、眩暈起こす人は冷え性で肩こりも酷いんだとさ。
それから、 ”良性発作性頭位めまい症” の耳石が剥がれる原因のうちのひとつにストレスだったり、加齢だったり、まあいろいろあるんで、結果として ”とりあえず、まずは片頭痛めまいを抑える目的として、漢方薬で片頭痛を改善しましょう” みたいな話になった。
普段は、呉茱萸湯を頓服として飲んでるのだが『呉茱萸湯効きますか？』と言われたので『片頭痛の予兆のときは効きますが、起こってしまってからだと効かないです。あと飲んでても閃輝暗点起こすときは起こします』と答えたら、パニック症もあるので、”当帰四逆加呉茱萸生姜湯” と ”五苓散” をしばらく定期的に飲む方向になった。
閃輝暗点自体は、マグネシウムとB2飲むようになってから、もう１年ほど起こしてないはずなのだが、片頭痛は相変わらず２～３カ月に１回くらいあって、最近はアロディニアからの片頭痛っていう流れが主流になりつつある。
漢方で眩暈と片頭痛の両方が治まってくれたら、万々歳なのだが、果たして期待していいんだろうか。
眩暈は酷いと、今まで2～3回、救急搬送されてるので、その話もしたら『救急車呼ぶくらい酷い眩暈の時は、トラベルミンを飲んでください』 と言われ、こちらも処方された。
他にメチコバールと、もうひとつ、眩暈が軽いとき用にまた ジフェニドール 出されたんだが、やっぱり幻覚の副作用の話されなかったなぁ。
漢方に関しては『漢方で間質性肺炎になる可能性があるって聞いたんですが』と質問したら『うちではかなりの患者さんに漢方出してますが、そういう副作用は今のところ報告はないですね。もしそういった副作用が出るとしたら、飲み始めの時に蕁麻疹やアナフィラキシーのような症状が出ることのほうが多いので、もしそういう副作用があったら飲むのは中止してください』と言われた。
たぶん、こっちから質問したら答えてくれるっていうスタンスなのかなぁ。
それで言えば、”良性発作性頭位めまい症” には薬が効かないっていうけどそれはどうなんだっていうのも質問しとけば良かった。
ジフェニドール の副作用もほんとにもうかなりのレアなやつだから、それで伝えないんだろうなぁって感じ。
いわゆる「利用可能性ヒューリスティック（ よく見るものや印象に残りやすいものを基準に選択を行う思考方法 ）」ってやつで、可能性が限りなく低くても、そのインパクトの強いほうに思考が引きずられてしまうんだよね。
とはいえ、やっぱり私は万が一を考えて飲まないんだけどな。
どうせ頓服だし。
漢方で眩暈と片頭痛が良くなれば、飲む必要もないしね。
しかし、ここのところ、医薬品が供給不足になってるらしくて、一部の薬が手に入りにくいそうだ。
おかげでその肝心の２種類の漢方薬は、来週お取り寄せして、郵送配達してもらうことになってしまった。
漢方薬はまだしばらくお預け 
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