昨日は娘の正社員面接。

 

因みに、親元に住んでて、衣食住に何不自由なく暮らしてる娘のやる気を待ってたら、あっという間に30歳超えてしまいそうな勢いなので、ついに業を煮やした私が、良さげな求人をネットで見つけて、娘に許可を得て応募してやった。

 

過保護過ぎて自分でもどうかと思うが、「自分から何もしなくても困らない人」は、本人より周りが困るのである。

 

その話はまた後で書くとして。

 

結果は不採用だったのだが、これについては負け惜しみとかではなく、純粋に「良かった」と思っている。

 

娘から伝え聞いた話だと、実際に求人で募集した条件と、面接で伝えられた条件が違ってたらしく、それだけでこちらとしては心象悪いから。

 

あと、今回は面接会場が辺鄙なところで、車通勤可という条件もあったため、面接時も車で行くことにしたのだが、娘がスーツにヒールだったので、私が運転して面接場所まで送ってやったところ、運悪く、年配の面接官と駐車場で出くわしてしまい「親御さんときたんですか?」と言われてしまった。

 

さすがに親と面接に来るのはねぇわな、と私も思うのだが、私はもちろん送迎だけなので、車の中で待機してるつもりだったし、まさか見られるとはちょっと思ってなかった。

 

一応、そんなときのために、私が事前に「なんか言われたら、”ヒールで運転できないので送ってもらったんです”って言っとけ!」と娘に入れ知恵しておいた。

 

その場では面接官も「そうなんですね」で終わったようだが、面接が始まってから「私も娘がいるんですけどね…」とその面接官に言われたらしい。

 
後からその話を聞いて「いるんですよ」じゃなくて「いるんですけどね」という言い方に私が引っかかったのだが、なんか含みがあったんだろうなぁ。

 

他にも、面接官から「やりたいことはありますか?」と聞かれて「ないです」とアッサリ答えたらしい娘。

 

その時に「もっとワクワクするようなことをやった方がいいですよ」と言われたそうで、面接の答え方として、これは一発でアウトだろうけど、ぶっちゃけ娘にとっては親から言われて来ただけなんだから、こういう答え方になるのは本人の意気込みからして妥当なのかもな。

 

別に自分がここに入社したくて応募したわけじゃないし。

 

なんか、娘がことごとく面接で落ちるのは、その仕事に何にも思い入れがないから、そういう態度が面接官との会話に滲み出てるのかもな。

 

あと、面接官の質問の意図を理解してない。

 

おそらく面接官は「(仕事で)やりたいことはありますか?」だと思うのだが「ないです」と答えたら、”じゃ、なんでうちに来たの?” となるし「もっとワクワクするようなこと(=仕事)をやった方がいいですよ」と言われたのも、娘は「ワクワクするようなこと(=趣味)」と勘違いしてる可能性が大いにある。

 

そういうのも、もっと模擬面接で練習したほうがいいのだが、キャリコン持ってる親(私)とはやりたくないらしい。

 

帰りの車中で「そういうときは、”今はまだ、特別やりたいことは見つかっていませんが、その分、気になったことがあれば積極的にチャレンジをして、少しずつ自分のやりたいことを探せたらいいなと思います”って答えるんだよ」と教えておいた。

 

娘は「次があったら、そう答えるわ」と興味なさそうに答えた。

 
正社員の職が早く見つかるように数ヶ月前に ”わかものハローワーク” に連れて行き、職員に「3ヶ月のマンツーマンプログラムを受ければ色々就活のサポートも受けられて、早ければ1ヶ月位で就職が決まりますよ」って言われたのに。

サポート受けても「どんな仕事をしたいのかよく分からない」と迷い、強いてあげれば「図書館で働きたい」とか言い出して、職員から「図書館司書は資格がいるから」と当たり前のことを言われて、また決まらない。

 

”図書館で働きたい”という気持ちがあるなら、なんで美術系の学校に行ったんだ?

 

親としては、ほんとはできれば「学芸員」か「美術教師」を目指して欲しかったんだが、高3で一時不登校になりかけたので、そこはもう、卒業できただけで良しとすべきとは思ってる。

 

そもそも遡れば、娘は中学時代に不登校で、成績が学年最下位で「行く高校ないです」って言われてたくらいなので、それを高校入学できた時点で、御の字だった。

 

いろいろ考えるとな、メンタル健康でいてくれたらそれが親として何より一番とは思うのだが、やはり安定した職と給与は健康な生活に欠かせないし、性差別してるわけじゃないのだが「就職しないなら、いっそ若いうちに結婚して専業主婦になったらどうか。若ければそのぶん結婚の条件も良いぞ」と言っても娘は「結婚?絶対しねぇ!」と言い張っている。

 

「だったら、猶のこと、正社員で職探せや!」と親としては発破をかけたくなるのだが、親の心子知らず。

 

結局、ハロワ職員から「正社員で働く意思が固まってないなら、もう少し親御さんとよく相談してみたら?」と言われ、就活が頓挫した。

 

そして、そのまま、ハロワから足が遠のき、今に至る。

 

わたしゃ、早く就職して欲しいんよ。

 

いつまでもバイトで月に多くて8万、少ないと4万って、若くて体力もあって幾らでも稼げるのに、勿体なさすぎるだろ。

 

フリーターがダメとは言わんが、若いうちから正社員で働く方が圧倒的に賃金も待遇も、そして将来の人生設計もしやすいんだよ。

 

だから、いつまでもフリーターやってて欲しくねえの。

 

しかも親と同居してる今なら、金も楽に貯められる。

 

私が20歳で一人暮らし始めてた上に、23歳でパニック症になって、まともに働けなくなって、ずっと金ない生活してたから、金の苦労は嫌というほどしてるし、なんなら40歳手前で生活に困って借金300万円も抱えて、債務整理までしてるんだから、そういう二の舞を子どもにはさせたくない。

 

個人的に思うのは、”金の余裕は心の余裕” でもある。

 

金がすべてとは言わないが、金の心配をしなくて済む生活は、それだけで心の負荷が違うんだよなー。

 

いったいいつになったら重い腰をあげてくれるのやら。

 

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