本日、婚活サークルから紹介された五人目とオンラインで通話。
 
しかも顔出しナシ。
 
声と話し方と、だいたいの性格しかわからん。
 
ま、顔ないほうがこっちも気楽だけど、顔を見たいがために次の約束したところで、顔見てガッカリだとかえって手間かかるなぁ。
 
相手の女性の食いつき熱量は良かった。
 
私が53歳だと言ったら「声が若いですね!少年声って感じです!」だってさ。
 

そう言えば、私は元カノのお姉さんから「百鬼さんって…声だけ イケボだよね」と言われてたのを思い出した。

 
私の場合、見た目のイメージがちょっと中途半端なようで、「声だけ」とか「(マスク越しの)目だけ」とか、そういうとこはイケメンだと言われることがあるんだよなぁ。
 
あとは、喜んでいいのか悲しむべきなのか「イケメンじゃないけど顔が好み」と言われたこともある。
 
苦笑いしきり。
 

そんなことはさておき。

 

今日のお相手で私が引っかかったのは、”お酒が大好き” というところだった。

 

酒が好きなことはいい。

 

飲酒習慣があるのもいい。

 

ただ、それは「友達だったら」の話であって、残念ながら、恋人とか彼女とか奥さんとか、そういう関係のお付き合いを考えた際に、私は飲酒習慣のある女性はちょっと避けたいのだ。

 

たまーに、なにかの記念日やイベントとか、もしくは数か月に一回、居酒屋で食事をするときに「飲んでもいい?」という程度なら全然かまわない。

 

だけど「お酒を飲みたいという気持ちが常にある」という人は、正直厳しい。

 

今日の女性も言っていた。

 

「お酒は毎日飲んでます。お酒を飲みたい気持ちを抑えるのが大変で、どうしてもお酒飲みたいけど(事情があって飲めないときは)ノンアルコールビールとか飲んでますね」と。

 

あぁ…、顔見るまでもなく、ちょっと無理かも。

 

こういう人は、怖い。

 

いつアルコール依存症になるか分からないリスクがあるから。

 

ぶっちゃけ、私の離婚原因のひとつが、相手のアルコール依存なんで(勿論それだけではないけど)飲酒習慣のある人(週1回以上、習慣的に飲む人)は、恋愛候補から外すことにしてる。

 

私の元伴侶も、結婚前はそんなに飲んでなかった。

 

もともと元伴侶の家系も義父は下戸だし、義弟も弱いし、普段から身内だけの食卓には酒が絡むこともなかった。

 

それでも元伴侶は若い頃から「酒が強い人」に憧れていて、根拠もなく「自分は酒に強い」と思っていたようだ。

 

その気持ちは分からなくもない。

 

私の父親も下戸なので、酒の強い人は心のどこかでカッコいいと思っていた。

 

だから、私自身、飲めるように練習をしたこともあったし、周囲にいくら飲んでも平然としてる人をみると、素直に「羨ましい」と思ったものだ。

 

でも、結局、無理に飲んでパニック発作を誘発するくらいなら、別に飲めなくてもいいやと、いつの間にか諦めた。

 

元伴侶の様子が ”おかしいな” と思い始めたのは、娘が生まれて少ししてから。

 

戸棚を開けると、やたらと空の酒瓶が置いてある。

 

しかも、ウイスキーや焼酎・ジンなどの蒸留酒ばかり。

 

挙動を疑っていたら「ちょっとトイレ行ってくるね」と言い、襖を開けて廊下に出た元伴侶は、戸棚を開けて、少し残っていたウイスキーをクイッと直にラッパ飲みして、そのまま、また何事もなかったかのように戸棚に酒を閉まってトイレへ行った。

 

私はそれまで元伴侶の飲酒を咎めたことは一度もない。

 

なのに、なぜ隠れるようにして飲むのかが全く理解できなかった。

 

私はアルコール依存について何も知らなかったので、元伴侶に何気なくこう言った。

 

「そんなに飲みたいなら、別に怒らないから隠れて飲まずに、晩酌でもすればいいじゃん」

 

恐らく、この言葉が元伴侶のアルコール依存に拍車をかけたのだろう。

 

それからの元伴侶は毎晩毎晩ビールを飲みだした。

 

量はそれほど多くなかったが、私はこれで隠れて飲むのをやめるものだと思っていた。

 

けれど、元伴侶はやめなかった。

 

結果的に、隠れて飲む酒に、毎晩の晩酌のビールが増えただけだった。

 

そのうち、飲み過ぎて吐くことも増えて、土日はずっと酔って一日中寝ているようになった。

 

ようやく危機感を持った私が酒を控えるように話しても、目はうつろで、終始ボーっとしていて、まともに会話できる時間が減っていった。

 

ある日、用があって出掛けていた私を、元伴侶が車で迎えに来たのだが、会った瞬間、酒の匂いがして、私はかなりきつい口調で問い詰めた。

 

元伴侶は、事もあろうに、幼い息子を乗せて飲酒運転をしていた。

 

私が強く叱ると「もうしないから、絶対に両親にだけは言わないで!」とすがってきた。

 

元伴侶は機能不全家族(義母がバリキャリで料理ができず、子どももあまり好きではない人だったのもあって、あまり母親から愛情を受けずに育っている)ので、分離不安とアダルトチルドレンっぽいところがあって親との関係性に難がある。

 

「親に告げ口されることを心配する前に、もっと心配するべきことがあるだろう。一歩間違えば、人を轢いたり、息子を事故に巻き込んだりする危険があったってことが分からないか?」

 

私は、その頃から段々と酒におぼれる人間が嫌いになっていった。

 

酔っぱらいは自分に甘い。

 

酔えば何をしてもいいと勘違いしていて、記憶がないのも酒のせい。

 

自分で飲酒欲求や飲酒量をコントロールできないのに、頑なにアルコール依存を認めようとしない。

 

酔いから醒めたときだけ反省を繰り返す。

 

私が離婚のときに、押し入れにあった大量の空の酒瓶の画像を証拠に親権を渡すよう調停員に働きかけたが、同席していた精神科医が「これだけだとアルコール依存とは断定できない」と庇ったおかげで、私は親権がとれなかった。

 

じゃあ、どんな状態ならアルコール依存症だと診断するんだよ。

 

当時、ブロ友だった女性は旦那がアルコール依存症だった。

 

酒に酔った旦那が投げた物が顔面に当たり、鼻の骨を折ったことを機に離婚したが、のちにその旦那は急性肝障害か肝がんで亡くなっている。

 

私の元伴侶は多量の飲酒のせいで離婚後は急性膵炎で2度入院し、糖尿病を発症し、さすがに死にたくはなかったのか、今は一滴も飲んでないようだ。

 

あれだけ酒をやめるように言っても一切耳を貸さなかったのに、酒と一緒に心中する勇気はねぇんだな。

 

今更やめても遅せぇんだよ(と言ってもやめてから恐らく10年くらいは経ってるはず)。

 

あのとき、離婚の話が出たときに、元伴侶がアルコール依存じゃなかったら、もしかしたら離婚はしてなかったかも知れない。

 

でも、それ以前に嫌な現実からは逃げて、話し合いのテーブルにつこうとしなかった元伴侶とは、結局、一緒に力を合わせて目の前の壁を乗り越えていこう的な戦友にはなれんかったんだろう。

 

うちの母もそうだが、喧嘩して機嫌が悪くなると自分の気が済むまで何日間も口をきかなくなる人は、その場の空気が悪くなるだけじゃなく、物事が停滞して何も解決しないので、前向きな関係性が築きにくいんだよな。

 

だから、私は喧嘩したら、極力あとできちんと話し合う場を設けることにしている。

 

話が逸れたが。

 

そういうわけで、今回も(彼女としての)ご縁はなさそうだが、それでも性格は悪い人じゃなさそうなので「もし、良かったら、またお互いに時間作ってお話しましょう」とだけLINEしといた。

 

断っておくが、私の周りも酒好きな友達は多いし、節度のある飲み方をしてくれる人ばかりなので、そういう人は大歓迎!!ニコニコ

 

なにごとも、ほどほどが一番。

 

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