令和4年度の決算書類は無事に税理士さんに送付完了。
 
毎年、1月はこれで始まるので、いい加減、会計事務のパートさんくらいは雇いたいと思いつつ、早7年経過。
 
売上=ほぼ年収なので、じぶんちの経済事情を他人に知られるというのを躊躇い、なかなか雇用に踏ん切れない。
 
とりあえず今年も何とか無事に終わったので、あとは税理士さんに頑張ってもらうとしよう。

 

さて、本題

 
先日、実家の母から電話があった際に、元義弟の年賀状をちょっと愚痴ったら『あんた、今頃そんなことに気づいたの? 遅くない?』と言われた。
『え? どゆこと?』と尋ねたら、母が言うには、息子が5歳の七五三のとき、元義母は息子の着物を左前に着せ、それを元義父が写真におさめて、私の実家に送ってきたらしい。
 
嫌がらせとかではなくて、ほんとに純粋に『遠方でなかなか会えないので良かったら飾ってやってください』みたいな感じで、わざわざ引き伸ばしてまで送ってくれたんだそうな。
 
ちなみに、元義母は、(たぶん民間だと思うが)着付けの免許を持っている。
 

母は『間違えたんだろうとは思うけど、着付けの免許まで持っているお義母さんが着せて、しかもそれをお義父さんが写真に撮ったというのに、ご両親どちらも指摘しない時点で、”あぁ、そういうことは気にしない家族なんだ” と思ったから、元義弟さんがそういう年賀ハガキ送ってきても、私は納得だけどね。たぶん、年賀状の宛名を修正して送ってくることの何がダメなのかすら分かってないんじゃない?』と言った。

 

息子が5歳というと、まだ離婚してなかったはずだが、”そんなことあったっけ?” と私は少し首を傾げた。

 

正直、記憶にない。

 

元義母と元義弟は性格的にも少し似てるところがあるので、そういう社会通念に無頓着なのは知っていたが、元義父に関しては、会社経営していただけあって、細かいところに少し神経質だったり、自宅と事務所の神棚にも毎日参拝して、縁起を担いでいるような行動をしていたから、てっきりそういうことには敏感に反応すると思ってたんだが、さすがに着物の合わせまでは関心なかったんかな。

 

『そのときに ”よくこれで会社も繫盛させて経営者が務まるなぁ” と思ったけど、経営手腕と社会的常識の有無が必ずしもイコールじゃないのかも知れないからね。ただ、そんな写真もらったほうとしては処分に困ったよ』と母は溜息をついた。

 

『〇に装束着た孫の写真なんか縁起悪くて飾れるわけないじゃない。手元に置いとくのもイヤだったから、仕方なく、お金払って写真供養してもらったわよ。それはそれですごく気分悪かったけど』だそうだ。

 

まぁ、確かに、左前の意味を知ってる人からしたら、幾ら相手が無知であっても、自分の幼い可愛い孫のそんな写真はもらっても不快でしかないだろうなぁ。

 

自分が左前に着物を着て、それを自分でSNSにアップするのはいいんだよ。

 

自分が自分でやる分には、それが非常識であろうが、無知であろうが、”自分が笑われる”、”自分が軽蔑される”、”自分が炎上する” だけだし、それさえも本人が気にしないなら誰に迷惑かけるわけでもないし、無知であることがすべて自分に返ってくることで収まるぶんには、周囲がとやかく言う必要もない。

 

だけど、誰かにそれを「良かれ」と思ってやるというのは、他人を不幸にするという点では、本当にタチが悪い。

 

「悪気がない」とはよく言うけど、悪気がないから余計に悪質なんだよなぁ。

 

こういう人たちって、例えば無知を言い訳にして、ただでさえ病気で落ち込んでいる入院患者に平気で ”鉢植えの花” を持って行ったりするんだろう。

 

個人的には、前回の年賀状の返しもそうだけど、私は自分の身を守れるのは自分だけだと思ってるので、それは体だけでなく心もそうで、相手から不愉快な感情にさせられる謂れはないので、嫌がらせだろうが無知ゆえだろうが、気になったらスルーしないでキチンと伝えるようにしている。
さすがにここまで嫌味で返すのは相手に寄るけど、私は20代の頃からカウンセリング受けていて『自分が変にストレス溜めないようにするためには、相手によって自分が不快な感情を抱いたときは、それを相手に素直に伝えることも必要だよ。もちろん言い方は大事だから、喧嘩腰になったり、相手を責めたりするんじゃなくて ”そういう言い方は傷つくな” とか ”そうなんだ、でもそれは私とは考え方が違うかな” って主語を”私”にするといいよ 』とカウンセラーに教わって以来、なるべく自分の精神衛生を最優先に考えて、思ったことは相手に伝えるようにしているんだよね。
 
会社の取引先や上司、それ以外でも、相手との関係で言うのが憚られる場面も多いので、確かに一概には言えないし、そこまで言えるような関係でなければ、場当たり的な対応でも全然いいと思うけど。
 
ただ、もし私が逆の立場で、自分が無知なせいで相手を不愉快にしたり落ち込ませてしまっているのなら、私は自分の立場に関係なく「それ、間違ってるよ」と教えてもらいたいかな。
 
私もこんな風に書いてはいるけど、決して完璧な人間じゃないからねー。
 
ずっと知らずに恥をかきつづけるのは、後から思い返したときにすごく居た堪れなくなるし、相手にも申し訳ない気持ちになるのと同時に、特に相手が友人だったとしたら『結局、自分は相手にとって一緒にいてもそうやって気を遣わせてしまうような存在なんだなー』と悲しくなるかも知れん。
 
私は元義実家とは離婚もして赤の他人にはなったけど、それでも子らがいる限り、完全に元義実家と縁を切るということは難しいと感じている。
 
特に息子は元義母がタヒぬほど嫌いなのだが、幼少期から無意識にこういうところも感じ取ってるのかね。
 
私の母方の縁者をみても、他者を見下して差別をしたり、無神経な態度を平気でとる人たちと血が繋がってると思うと、細胞レベルで心底自分の家系を恥じるけど、氏より育ちとも言うから、少なくともそういう人たちを反面教師にして学んでいくしか血縁の憎悪を解消する術はないのかもなぁ。
 
関係ないけど、世の中には和装だけじゃなくてエンディング・ドレスなるものがあるんだね。
 
色んな商売があって、ちょっと感心するゎ びっくり

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