11月23日 アンジュルム「電光石火」 パシフィコ横浜
ツアーファイル、そして今年最後の本公演。
そして現10人体制最後の本公演。
というのも急遽、新メンバー加入が発表されて、その新メンバーがこの日の公演で発表。

ということで急に約一年半続いて作り上げた10人体制の集大成公演になったこの公演。

ツアー中ずっと書いてきましたが、この秋ツアーは、ライブハウス中心にグループとしての表現として「形」を見せるスタイルが徹底されていて、その延長に大阪でのホール公演もあったわけで

春ツアー「十人十色」のようにメンバーの個性を押し出したスタイルではなかったのですが、それはそれでアンジュルムの一つの側面、魅力であってというところだったのですが

ここにきて あやちょがラジオで「多様性という今のアンジュルムのテーマが反映されてない」的な事を言い出し、もしかしかたらそこには個人能力を上げた上での組織内での多様性という掴んだ表現が、完結しないまま10人体制が終わる事に対する部分があるのか?という推測も。

そんなパシフィコ横浜公演。
「形」を磨いて崩す事なく、それを精神とか魂とかそういう人間力が凌駕していくという物凄いものに

あれだけキャラクターとして個性的なアイドルが集まっていながら、アイドルの個性をこういう子的な記号での見せ分け一切せずに魂の形で十人十色なライブを見せてくるアンジュルムのとんでもなさ。
こっちもなんというか 楽しいとかかっこいいとかおもしろいとか感動したとかなんかそういう言葉で定義できる感情を越えたとこでこの日のアンジュルムを見ていたよね。

そしてパシフィコ横浜昼夜公演が満員になったのも素晴らしいことだけど、客層が本当に老若男女さまざま、そのなかでもいろんな人達がいて、またそういう人達がみんなが楽しめる雰囲気でなによりそれがアンジュルムのここまでやってきた成果だなと。

これは自分の受け取りだけど「2001年 宇宙の旅」感があった
この公演どこかで映像をIMAXで上映してもらいたいのですが…本当はシネラマがいいけど…なにせ「Angerme: : A Space Odyssey」だけに。