前回まで一昨年のニースジャズフェスの日記でしたが

次は去年夏のロック イン リオ リスボンの日記をUPします

その一年で大きく変わった事といえば

ニースで見たセウ・ジョルジがきっかけとなってかなりブラジル音楽にはまった

ロック イン リオの一番の目的としては イヴェッチ・サンガーロとマルセロDドイスを見ること

また同時期に単独公演でダニエラ・メルクリも楽しみだった

そしてただブラジルのアーティストを見るという事以上に

ワールドクラスのトップアーティストと同じ土俵で出演するのを同じ尺度でみたいというのも大きかった

そして自身の状況に関しては、

前年の秋(ニース行った後の秋)に体調、内臓を壊してしまい

今までやっていた脚本からしばし距離を置いたものの

その後の仕事で上手くいかずにちょっとした借金もできて

ちょっといろいろと迷いもあったりしした状態。

それなのでよくエンターテイメントとはなにか?人に楽しみを提供するとはなにか?とかでてくる

ポルトガルは3度目

1度は2000年くらいにスペインのついでに2日ほど過ごした

2度目はサッカーの欧州選手権 ユーロ2004で3週間ほど滞在した

そしてこのときが3度目

一番居心地のいい所、 海外であるがほとんどストレスを感じることがない

リスボンに関しては アランタネールの「白い街」というとても惹かれる映画があり

訪れる前からずっと思い続けた街だった

船乗りの仕事を捨て、リスボンに居ついたブルーノ・ガンツが妻へ送った手紙

「街が白い 部屋が白い 孤独が白い そして静寂が白い」

そしてアントニオ・タブッキの小説「レクイエム」

全てが白昼夢のような街

まるで呑み込まれて消えてしまいそうな、そしてそれが心地良い

そんな欧州のはずれで行われたフェスの日記