Twitterフォロワーのヲタさんが
アンジュルムは「愛され力」よりも「愛し力」と書かれていてなるほど!と思ったわけですが

アンジュルムの新メンバー加入の事でずっと考えているんだけど、
これまで「アイドルグループに新メンバー加入」というと
話題は「誰がどのように選ばれ」「グループの中で受け入れられ」「ポジションを築く」という新人がいかに認められるかというのがテーマだったのが、
アンジュルムの場合は「新人をどう受け入れるか?」がテーマになっている。

日本でここずっと「いかに愛されるか」が中心になっていてよく「愛されメイク」「愛されボディ」とかがメディアに並び
特にアイドルという時代を映す大衆娯楽には「オーディションで選ばれる」「人気選挙で高順位になる」「沢山の観客を集め支持される秘訣は?」
しかしそれは「愛される存在にならなければいけない」「愛される存在になれ」という脅迫が若者を苦しめることに繋がって時代の閉塞感にいたってしまった。

アンジュルムが発信しているのは「愛し力」
メンバーを愛し、自分の好きなものを愛する。その愛しかたがみごとであって気持ちがいい。
きっと新メンバーが加入したら、その子達をみごとに愛することだろう。愛のなかで育てていくだろう。

アンジュルムのいう「多様性」 
多様性なんて今や流行語のようなもの、現代芸術など多様性のテーマに溢れている。
そこに例えばマイノリティの存在や難民問題など、そういうのとあまり関係のないアイドルから発信する多様性とは
それを成立させるための「愛し力」を発信して、エンターテイメントから時代を変えいくことに他ならない。
愛の時代へ!

写真は その愛のなかですくすく育つ ももな とみごとな愛情をみせる 勝田さん




11月23日 アンジュルム「電光石火」 パシフィコ横浜
ツアーファイル、そして今年最後の本公演。
そして現10人体制最後の本公演。
というのも急遽、新メンバー加入が発表されて、その新メンバーがこの日の公演で発表。

ということで急に約一年半続いて作り上げた10人体制の集大成公演になったこの公演。

ツアー中ずっと書いてきましたが、この秋ツアーは、ライブハウス中心にグループとしての表現として「形」を見せるスタイルが徹底されていて、その延長に大阪でのホール公演もあったわけで

春ツアー「十人十色」のようにメンバーの個性を押し出したスタイルではなかったのですが、それはそれでアンジュルムの一つの側面、魅力であってというところだったのですが

ここにきて あやちょがラジオで「多様性という今のアンジュルムのテーマが反映されてない」的な事を言い出し、もしかしかたらそこには個人能力を上げた上での組織内での多様性という掴んだ表現が、完結しないまま10人体制が終わる事に対する部分があるのか?という推測も。

そんなパシフィコ横浜公演。
「形」を磨いて崩す事なく、それを精神とか魂とかそういう人間力が凌駕していくという物凄いものに

あれだけキャラクターとして個性的なアイドルが集まっていながら、アイドルの個性をこういう子的な記号での見せ分け一切せずに魂の形で十人十色なライブを見せてくるアンジュルムのとんでもなさ。
こっちもなんというか 楽しいとかかっこいいとかおもしろいとか感動したとかなんかそういう言葉で定義できる感情を越えたとこでこの日のアンジュルムを見ていたよね。

そしてパシフィコ横浜昼夜公演が満員になったのも素晴らしいことだけど、客層が本当に老若男女さまざま、そのなかでもいろんな人達がいて、またそういう人達がみんなが楽しめる雰囲気でなによりそれがアンジュルムのここまでやってきた成果だなと。

これは自分の受け取りだけど「2001年 宇宙の旅」感があった
この公演どこかで映像をIMAXで上映してもらいたいのですが…本当はシネラマがいいけど…なにせ「Angerme: : A Space Odyssey」だけに。











中野以後もライブハウスツアーは続き北海道、北陸、関西、四国、九州と全国まわりました。

中野で初披露して新曲が入ることでセトリが2曲変わったり表面的な変更もありましたが

それ以上にツアーそのものも雰囲気も変わりました。

日程前半が、緊張感をはらみながら「ブラック&ホワイト」のコンセプトのスタイリッシュで見せる部分を強調した雰囲気、そして加入メンバーも入って新しい形を作っていくというところもあったのか?中野に向けて作り上げていくというものを感じさせるツアーでした。

それが日程後半に見た時には、もっと「楽しいアンジュルムのライブを全国の皆さんに届けますよ」というリラックスした雰囲気に変わっていったような気がします。

とはいえ、けっしてラフな感じにならずに少し柔らかくなった雰囲気の中にも、一つ一つのパフォーマンスは丁寧に、

そういう部分も含めて、地方のファンに「さすがアンジュルム」「楽しい」って届けるっていう、自分が見た限りとても良い「地方公演」が続いたんじゃないかと思います。


ライブハウスツアーの二つの側面ですね。

連作のようにいろいろ試しながら作り上げていく場としてのライブハウスツアー

そして「ナルチカ」全国地方のファンにクローズな空間でライブを届けるライブツアー

その両面があったツアーだったと思います。

ツアー後半にはグループとしての成熟が見られました。


ツアーは12月10日熊本が千秋楽。

翌週13日が「マナーモード/キソクタダシクウツクシク/君だけじゃないさ…friends」リリース。

今回は映像作品(DVD、Blu-ray)でのリリース。

今年ハロプロはこれまでのCD販売以外に様々な形で楽曲を発売するとの方針を発表。

そのなかでジュースやカントリーガールズなどがダウンロード配信のみの販売。

とはいうものの、モーニング娘。や今売り出す必要のある新人のつばきファクトリーはCD販売でこれまで通りのプロモーションを行い。

他は特に宣伝等もなく楽曲発表だけという格差ができていて、じゃあ「映像作品」ってなんだ?みたいな半信半疑というか、不信感が強いなかでの発売だったのですが

結果としては普段以上の宣伝(街中大型ビジョン、電車内のモニター、映画の上映前、インスタ、YouTubeなどの広告など)雑誌などメディア露出、リリースウィークのイベント

そして映像作品というだけあって普段より力を入れたMV、マルチ映像、VR映像など充実した作品リリースとなりました。

春にリリースした「愛さえ~」がいまいち求心力が少なかったとこもあったんですが、「マナーモード」はなかなか評判もよかったんじゃないでしょうか?

というか、蒼井優さんの効果とかもあって注目度の高い中での流れでのリリースで、とても良いビジュアルイメージの映像だったんじゃないかなと。


そんな作品を持ってのリリースウィークでしたが、月曜はモーニング娘。の工藤ちゃん卒火曜の川崎チッタはライブハウスの良い環境で、ツアー終わったばかりのノリにのった状態でのパフォーマンス。首都圏で久しぶりの気軽に見やすいイベントで新曲以外に「出す杭」「次々続々」の代表的な曲をやって、好きだけど遠征行ったりなかなか見に行ける機会の少ないような人達には楽しいイベントになったんじゃないでしょうか?もちろん追いかけてる私にも手応えある良いイベントでした。

水曜はサンシャイン、木曜後楽園、金曜ヴィーナスフォート

そのなかでも印象的なのがヴィーナスフォート教会広場の会場に合わせて「キソクタダシクウツクシク」衣装でのステージ。

新曲+「乙女の逆襲」「愛さえ~」のゴシックアンジュルム。これが見たかった!

そして握手会の至近距離でみるキソクタダシクウツクシク衣装の脳破壊力!(笑)

いいイベントでした。

土曜は私は行けなかったんですけども、各メンバーが2人ずつ分かれて全国に散ってのトーク&握手のイベントをして、最後に大阪に集まってライブイベントの予定が北海道組の かななん&ふなっき(偶然地元の大阪組)が飛行機遅れで時間通り到着できずに、到着待ちながらトークイベに変更。もう時間切れで終わるというとこに二人到着全員集合で「マナーモード」パフォーマンスという劇的な展開があったらしく、

つねに喜怒哀楽劇場のこの辺さすがアンジュルムという。


そしてよく日曜日18日がクリスマスイベント。

ゲーム、クイズ大会的なイベントじたい笑いっぱなしでおもしろかったんですが

クリスマスというか冬にちなんだミニライブ。

「白いTOKYO」  (和田佐々木笠原船木)「 ロマンスを語って 」(勝田室田上國料川村) 「雪/愛×あなた≧好き」(中西 竹内)「 寒いね」(全員)「 君だけじゃないさ…friends」(全員)

ハロプロクラシックのハマり具合。

バースデイのソロイベとかではそういう曲を歌うものの、グループでそういう機会が少ないので貴重かつ楽しい。やっぱりこうなると2期メンの強さね。

ストーンズのブルースカバーアルバムのような感じ(わかる?(笑) 

2期メン全員二十歳越える今年ディナショー的な歌のイベントに期待。


12月21日「ガールズロックス」アイドル対バンイベ。

久々のアイドルイベですが、結果アンジュルムの30分の出番に関して言えばカウントダウンジャパンへむけた本気の公開スパーリングって感じでしたね。

30分ハードな曲のみで突っ走って、それもずっと動き続けながら見せるというとこで形をカチっと決めまくって歌い続けて緩む場面がほとんどなく使う体力はんぱない感じでしたね。タイトルマッチ前に追い込み調整したようなライブでした。

そのなかで思ったのがとにかくメンバーが大きく見えた。中野でも距離をまったく感じない存在感と書いたけど、圧というのかとにかく大きい。

他のアイドルをそこまで見ていて、アンジュルムが出てくるとそれが際立つ。もちろん あやちょ、りかことかのスタイルが違いすぎるってあるんだけど、視覚的におかしいんじゃないか?ってくらいでした。あれはなんなんでしょう。


そして29日カウントダウンジャパン。

17年アンジュルムがやってきたこと、積み重ねてきたことを踏まえ、そのうえで集大成とも総集編とも違うさらに未来につながるような30分。

完成品ではないし、繰り返しでもない。

30分ほんとにノンストップ、アウトロもカットして畳み込むくらいに詰め込んで、そして17年テーマにしていた見せる部分、そしてそのなかで始めて見るお客さんを煽っていく部分。まだまだバタバタする部分はあったけど、それでも試行錯誤してる部分含めてやりきりまくったライブでした。

セットチェンジの時にアンジュルムはバンドがないので基本的になにかセットすることは少ないんだけど、下から照らすいわゆるフットライトっていうんですかねそれだけはセットされていてそれがとても効果的に衣装、パフォーマンスを浮かび上がらせて、まるで雲の上、天空の者たちによる舞…というには激しいですが、そんな世界に見えました。


16秋から追及してきた「見せる」ことそこを徹底してハロプロとしては極北まで詰めた中野「風林火山」を経て、また次の楽しませ方に踏み出したアンジュルムがいました。

そしてあやちょからのブログがすべてを語ってくれました。


https://ameblo.jp/angerme-ayakawada/entry-12340233111.html

アンジュルムはパフォーマンスでハロプロを超えていきたい!!!!!!!!

私達がいろいろな壁を壊してしまおう!」


あやちょ自身の考えがどうかはわからないですけども、


私は一つはハロプロっていうのがハロヲタという人たちが支えていて、デビューした時…いやする前からコールやら盛り上がり方やらできあがっていて、

そのうえに乗っかるという形ができあがっているわけですけど、そっから飛び出たときになにができるのか?ってとこですね。

それはフェスという外部だけじゃなくて、もう今の時点でもグループにつくファンじたいが変わってきてるし、実際これから増えていくファンも新しい人たちで

それはライブハウスツアーで地方回ってるときから見ているとこなのかなと。

それが未来なんだろうなと。


そして今年は℃-uteの解散、ももち卒業ということがあって、やっぱりここで終わってしまったということに悔しさがある。

それが壁なのかハロプロの枠なのかわからないけど、そこを壊すということを自分はあやちょの言葉に重ねました。


18年に向けて新しい物語が動き出した年末でした