これは、私の勝手な考えなのですが・・・。
最近思うんです。
ウチの義母は、認知症の進行がなぜゆっくりなのか。
義母は、元々の性格もあって、ふざけているのか、年齢相応にボケているのか、病気なのか
?なんて思っている間に認知症が進行していたようで、初めて認知症の診断を受けた時には、すでに中期と言われたのだった。
その頃の義母は、今と比べて、私を頼ることがあった。
多分、義母自身なんだかわからないけど不安だったからかな。
時々、不安そうな表情を見ることがあった。
今の義母は、その頃に比べて精神的に安定しているように思う。
安心しているから、自分の思いがわがままとして出ているような気がする。
暮らしていて何かあっても、すべて家族が24時間対応してくれる。
家でも、デイサービスでも、ショートステイでも、義母のそばには必ず誰かがいる。
1人になることは無い。
義母は意識していないかもしれないけど、認知症が進行して何も考えられなくなったとかではなくて、ただ、安心感に包まれているのではないか。
安心して毎日を送ることが出来ているから、認知症の進行も、超緩やかなのではないか・・・。
義母が一人暮らしだったら、一人でいる時間が長ければ、不安に襲われ認知症はもっと進行していたのではないか。
特に病気もなく認知症だけの場合、在宅介護で常に家族がそばに居たり、施設入所して常にスタッフさんが居る、そんな環境で生活している人って、私の周りには、長生きな方が多いと思う。
もう長い間有料老人ホームに暮らしている方がいる。
100歳を超えた。
今はもう、誰が面会に行ってもわからない。
自力で動くことはできない。
年金で足りない利用料は、子供達がみんなで出し合って支払っている。
70歳を超えた子供達が・・・。
(払い続けられるからいいんだろうけど、自分に介護が必要になったらどうするんだろうねぇ。)
すでに亡くなった子供もいるし。
ウチの義母も、そういう風に長生きするんだろうか。
そして、義母が長生きできるように、安心して暮らせるようにしているのは私か?
自分で自分の首を絞めているんだろうか・・・。
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