Ripe。4 | 潤いと和み。

潤いと和み。

世界中に巻き起こしてる5人が大好き♥
末っ子溺愛中です♥

末っ子ふたりの妄想bl書いてます。
J×Nオンリーです(๑´ㅂ`๑)♡*.+゜

大丈夫な方のみ、お進みください♡




妄想blです。







お嫌いな方はスルーで。









潤は桃を食べたいって言った。
なのに、食われたのはオレで。

オレは、桃じゃない。

だけど、気持ちよくなっちゃったのは事実で、それがまた恥ずかしくて。
それなのに、潤は鼻歌混じりに甲斐甲斐しく俺の後始末をしてくれてる。


・・・ご機嫌ですね。


体を綺麗にしてくれて、脱ぎ散らかした部屋着は洗濯機に、代わりの別の部屋着を着せてくれて、ニコニコしながらおでこにちゅってキスしてくる。


・・・ご機嫌ですよね。


恥ずかしさから何も言えずにいるオレに、両手を合わせてにっこりと


「ごちそうさまでした♡」


そう、甘く言った。
その甘さが余計に恥ずかしくて、つい憎まれ口が突いて出る。


「オレ、桃じゃない。」

「そんな事ないよー、かずのお尻は白桃レベルだから。」


いよいよ意味のわからん理屈を言い出した。
いつもこうだ。
潤の理屈に結局振り回されて、貪られる。
思わずため息が零れた。


「もう!そんな顔しないでよ。種類は違うけど、お互い美味しかったって事でよくない?」

「美味しかったけど!こんな真昼間から、しかもソファでとか!
ケダモノか!!」

「ふふ。ペットだから、いいでしょ?
それに、今日俺誕生日だし!」

「は?マジで?」

「うん、マジで。だから、誕生日に免じて機嫌治して?」


今日が潤の誕生日だったなんて。
知らなかった事に自分でもビックリした。
一緒に住み始めて結構経つのに。

出会いが特殊だったから、そんなパーソナルな部分に思い至らなかったんだ。


「じゃあ、誕生日プレゼント用意しなきゃね。」

「んー?もうさっき頂いたので充分だよ?」


そんな肉食系ペットには、アレをプレゼントするのがいいかもしれないな。


「潤には、首輪と手錠を買ってあげる。
今よりもっと、お利口さんなペットになるようにね。」


飼い主サマの都合関係なく襲いかかるペットには、ピッタリのプレゼントだろ?
そう思ったのに、オレの言葉に、潤がニヤっと笑った。

「首輪と手錠かぁ・・・。
いいね!
これからは毎回かずの騎乗位でエッチ出来るって事だね♡」


さっきよりも更に上機嫌になった潤に、
オレは
色々チョイスを間違えたのかもしれないって思った。
だけど、手の中のスマホで何か変なサイトを見てる潤には、

もうオレの後悔は伝わらない気がした。