await。4 | 潤いと和み。

潤いと和み。

世界中に巻き起こしてる5人が大好き♥
末っ子溺愛中です♥

末っ子ふたりの妄想bl書いてます。
J×Nオンリーです(๑´ㅂ`๑)♡*.+゜

大丈夫な方のみ、お進みください♡





妄想blです。







お嫌いな方はスルーで。










はぁ・・・

ため息みたいな吐息が聞こえて、我にかえる。
自分の手だけで放った白濁は、かずさんのシャツに染みを作っていた。


シートを起こし、俺のジャケットを羽織らせて車を降りて
足早に、隠れるみたいにしてエレベーターに乗り込んだ。


壁に凭れるかずさんを抱き寄せる。
その姿が気怠げで、それだけで色を纏っていて。
他の誰かの目に晒すことすら躊躇われたから。
だから、隠したくて抱き寄せて。
そっとその髪に口付けた。


本当はもっと触れたいけど。
きっと監視カメラがあるだろうから
出来なくて。

触れたいのに、触れられない。
だから、一秒でも早くこの扉が開くのを焦れるように待つしかなった。




重たい玄関ドアを開けて、その隙間からスルリと身体を滑り込ませたかずさんは、荷物を放るとすぐに浴室に向かって歩き出す。


それを阻むように、腕を引いて。


その場でシャツのボタンを上から順に外してやる。


「ちょ・・・ココで?風呂行きたい。」


少し拗ねた口調なのは、きっとテレてるから。
だから、その言葉は無視して、全てのボタンを外して足元にシャツを落とす。


「かずさん、どこで抱かれたい?」

「は?」

「一人で上手にデキたご褒美あげる。どこで抱いてほしい?」

「それ、ご褒美なの?普通にベッドがいいけど・・・その前に、風呂に入りたいんだけど。」


上半身は何も纏わず、放ってそう時間が経っていないせいか目を潤ませて
上目遣いに見上げるかずさんの姿に、どうしたって湧き上がってくるのは


もっと・・・って我儘な欲求。


「お風呂はダメ。そのままのかずさんを抱く。」

「何でよ?!」


すり抜けようと逃げるかずさんの腕を引いて、もう一度聞く。


「ねぇかずさん。どこで抱かれたいの?それとも、このままココで抱かれたい?」


ぐっと引き寄せた身体を一瞬固くしたかずさん。
観念したみたいに
ゆっくりとひとつ瞬きをして
潤んだ目で見上げて。


「ベッド。ちゃんと、ベッドで抱いてよ。」


やっと素直になったかずさん。
抱きしめて、抱き上げて。
寝室へのドアを開けた。