スノードーム。2 | 潤いと和み。

潤いと和み。

世界中に巻き起こしてる5人が大好き♥
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末っ子ふたりの妄想bl書いてます。
J×Nオンリーです(๑´ㅂ`๑)♡*.+゜

大丈夫な方のみ、お進みください♡



妄想blです。







お嫌いな方はスルーで。








「・・・ポリネシアンセックスって、知ってる?」

「ブフォ!!」


ニノからいきなり振られた話題に、口の中の物が吹き出そうになった。

慌てて目の前のビールを煽って流し込む。


「なにそれ!!いきなりどうしたの?!」


驚いたのは雅紀も同じだったようで、箸を止めて目の前のニノを見つめてた。


「正月休み、今年は長めでゆっくりじゃない?だから、潤がそれやりたいって言い出して・・・。」


「ちょーっと待て!」


ニノの言葉を遮って、スマホを取り出した。


「そもそも、そのポリネシアン?っていうのが何なのかわからん。ちょっとグーグル先生に聞いてみるから、待って!」


俺の言葉にうんうんって頷く雅紀。

急いで調べたその単語、表示された内容を素早く読み進めていく。


・・・ほぅ?
なるほど。

書かれている内容に、ちょっと興味が湧く。




「翔ちゃん?何て書いてあるの?俺にも見せてよ。」

雅紀の言葉に慌ててスマホの画面をoffにして、テーブルの上に置いた。


「いやっ!うん、こうゆうのならいいんじゃないのかなぁ・・・なんて・・・。」


「まぁ、潤がしたいっていうならいいんだけどね。ただ、あの人そんなに我慢出来んのかなって。
そうなると正月休み全部それで終わっちゃいそうな気がしてねぇ・・・。」


はぁ・・・ってため息混じりのニノの言葉に、なるほどって頷ける。


「確かに。性欲強そうだもんなぁ。」


「なに?なに?!性欲強いと出来ないの?!その、ポリネなんちゃらって?!」


俺とニノの顔を交互に見ている雅紀が、興味津々って顔してる。


教えてよー!!って叫ぶ雅紀。
それを無視してモグモグと生姜焼きを頬張るニノ。


そんな2人を見ながらも、俺の頭の中はさっき読んだページのことでいっぱいだ。

そこに、来客を告げるインターフォンが鳴る。

俺を見つめる雅紀に、うんって頷いて。
小さな画面で相手を確認して、ロックを解除した。


「ニノ、お迎え来たよ。」


雅紀の言葉に、ほんの少し耳を赤くしてまだ皿に残ってる生姜焼きを頬張る。


「まだ・・・食ってるもん。」


そんなとこで意地張らないくてもいいんじゃね?って思うけど、きっとニノなりの照れ隠しなんだろう。
雅紀も慣れた感じではいはいってあしらってる。

数分後、迎えに来た潤は大人しくソファに座って
ニノが食べ終わるのを待っていた。




ニノと潤が連れ立って帰っていって
皿を洗う雅紀の隣で、俺はコーヒーを淹れる。
淹れるって言ってもフィルターに豆をセットして、スイッチを押すだけなんだけど。
それでも、雅紀の為に何か出来る事があるのが嬉しくて、食後のコーヒーは俺の役割になった。

「ねぇ、翔ちゃん。ポリネなんちゃらってなに?」

「・・・覚えてたか。」

確かに、あんなんで誤魔化せたとは思っていない。
そして、2人が帰ってからそれを聞いてくるあたり
きっと見当はついてるだろう雅紀に、さっきの画面を見せた。

「・・・マジ?松潤、これやりたいの?」

「まぁ、アイツらしいっちゃ、らしくね?」

「・・・ねぇ、翔ちゃん。オレらもこれ、やってみよっか?」

雅紀が食いついた!!
どちらかというと好奇心旺盛な雅紀、きっとこれを見せたら興味を示すって思ってたら、予想どおり!

「・・・やっちゃう?」

「やっちゃう!!」

ふふって、笑いあって
触れるだけのキスをした。


楽しい夜は、まだまだこれからだ。