Longing for・・・。28 | 潤いと和み。

潤いと和み。

世界中に巻き起こしてる5人が大好き♥
末っ子溺愛中です♥

末っ子ふたりの妄想bl書いてます。
J×Nオンリーです(๑´ㅂ`๑)♡*.+゜

大丈夫な方のみ、お進みください♡

妄想blです。







お嫌いな方はスルーで。








電話を終えて、尻のポケットにスマホを突っ込んで。

ふぅ・・・っと一つ息を吐いて気合を入れて、
まーと翔くんがいる表に出た。

それなりに賑わっていたはずの店内は
いつの間にか常連のお客さんだけになっていて
今夜のピークが過ぎたのがわかる。

後はもうそんなにがっつりしたフードメニューが出るような感じではないから、
翔くんの隣、並んでカウンターに立った。


「潤、お疲れ様。」

翔くんがグラスを出してくれて。
何がいい?って聞いてくれたから、とりあえずビールを注いでもらった。



「まー、今日は無理かも。」

注いでもらったビールで喉を潤して、翔くんの目の前に座るまーに謝った。
一度帰って出てきてもらったのは、俺のわがままだから。

「大丈夫だよ。そんな気にしないで。」

くふふって笑って、グラスを煽って。
空にしたそれを差し出して。

「翔ちゃんが一番かっこよく見えるカクテル作ってよ!」

「雅紀が名前付けたヤツにしよっか?」

「いいねー!じゃあ、それ!」

いつもより楽しそうな翔くんと、まー。
その2人の様子にちょっとほっとして、頼んだカクテルに合いそうなツマミを出そうと厨房に引っ込んだ。


冷蔵庫の扉を開けて、一番手前に置いていた
後は焼くだけにしておいたハンバーグのタネ。
かずが来たら出そうと思っていたけど、あのカクテルにも合うだろうし、残しててもしょうがないから、まーに食べてもらおう。




焼き上がったハンバーグをお皿に盛り付け、焼いてる間に用意した小鉢も一緒にトレイに乗せて表に出た。




まーの隣に誰かいる。
翔くんにすっぽりと隠れて、その姿は見えない。

だけど。

その声はよく知った声。

楽しそうに笑ってるその声。


ゆっくりと近づいて、その人を確認した。


そこに座っていたのは
今日は無理だって諦めたその人で。

まーの隣、楽しそうに笑ってる。


翔くんとまーと

かずがいた。