冬嵐~おまけ♡~ | 潤いと和み。

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冬嵐、たくさんのご訪問ありがとうございます(*・ω・)*_ _)ペコリ

書けたらいいなぁって呟いておりました、おまけです(*´ー`*)

感謝を込めて♡








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「もぅ、のめなぁーい!」

そう言いながらゴロンとラグに転がったニノ。

海外での仕事を終えて帰ってきて、順番にメンバーにただいまの挨拶をして。
どうせならゆっくり飲もうよって事で、オレん家で飲むことにした。



疲れと多少の時差ボケのせいだろうか
いつもより飲んでないはずなのに、もう既にふわふわと左右に揺れて薄茶の瞳は半分閉じてしまいそうで。

「ニノ、おいで。」

膝を叩くと、のそのそと這ってきて
その頭をコテンとオレの太ももに乗せた。

いつからか酔うと膝枕してほしがるニノ。
そんなニノの髪を梳いて、大好きなニノの輪郭を撫でて。

オレにとっても幸せな時間だ。



「ねー、じゅんくーん。」

酔ってる証拠の伸びた語尾。
それも可愛くて好き。

「なに?気分悪い?」

心配してるオレを余所に、目を閉じたままふふって笑って。

「じゅんくん、ふかんしょうなのー?」

「・・・はい!?」

明らかに平仮名で聞こえたセリフ。
だけど、とんでもない単語が飛出してビックリした。

「ニナガワさんが言ってたー。じゅんはふかんしょうだーって。」

言うだけ言うと、むくっと起き上がった。

「じゅんくん、ちゅーしよっか。」

この酔っぱらいは何を言い出すんだ・・・。

「・・・しねーよ。」

だって、したってお前覚えてないだろ。
・・・そんなの淋しい。

しないって言ったのに、オレの返事は聞こえてないのか首にしがみついてくるニノ。

「ちょっ!ニノ!!」

そのまま首筋に唇が触れた。

「・・・んっ・・・ニノ!」

思わず声が漏れる。

その声に、クスクスと笑うけど。

・・・だから、唇付けたままだとマズいって。
ズクンと熱が集まるのが自分でわかる。


そのまま後ろに倒された。



オレを見下ろすニノの目は、たっぷりの水分を含んでて。
上がった口角がまるで余裕たっぷりに見えて、熱が集まりつつある自分が恥ずかしくなる。


ゆっくりと降りてきたニノの唇が、オレの唇を食むようにして。
ちゅるっと吸われて、舌先で舐められて。

その薄い唇は、想像以上に気持ちよかった。

「じゅんくん、その顔。可愛い・・・。」

オレなんかより、ニノの方が100倍可愛いのに。
合わせた唇の隙間から割って入ってきた舌は熱くて。
ゆっくり絡ませていけば、声が、息が溢れた。

どれくらいそうしていたか。
リップ音と溢れる短い声だけが部屋に響く。

ちゅって音を立てて離れた唇。
ぼーっとした頭、だけどそれが淋しくて。


・・・もっとしたい。



ニノを抱き締めて、ぐるりと回転して。
今度はオレがニノを見下ろす。


「ほら、じゅんくんは不感症なんかじゃない。」


クスクス笑うニノが可愛くて、もう一度触れたくてその唇に近づいた。


なのに。

規則正しい呼吸が聞こえてきた。



・・・コレってまさか。





・・・寝てる?



「・・・ニノ?」

呼んでも返事がない。


「・・・マジか。」

ニノの隣にゴロンと転がり、天井を仰ぐ。


・・・酔っ払いに絡まれた。

くそぅ!
明日の朝、コレでからかってやるからな!!


とりあえず抱き上げたニノをベッドに運んで。


完全に出来上がったモノをどうにかしなきゃと
シャワーに向かった。







おしまい♡