お嫌いな方はスルーで。
明るい部屋で露わになった自分のカラダを見られるのが恥ずかしくて、両手で顔を覆った。
やめてって言えなくて。
気持ちよくて。
顔を口を覆っていないと、
もっとって言っちゃいそうになるから。
「やっぱりかずの肌、気持ちいい。」
そんな事を言いながら撫でるじゅんくんの手の動きに、イチイチ反応する自分のカラダが恥ずかしいから。
唇を噛んで、声が漏れるのを我慢した。
「ココにもちゅーしていい?」
聞かれてその胸の先を弾かれた。
「・・・やんっ!」
急なその刺激で、思わず我慢してた声が漏れた。
それを切っ掛けに、じゅんくんがそこに唇で触れた。
恥ずかしくて、でも気持ちよくて。
自分でも何が何だかわからなくなる。
思わずぎゅっと目を瞑った。
なのに。
「・・・かず、ごめんね。」
体が離れた感覚にそっと目を開ける。
次の刺激を待っていたのに、そんな言葉を言われて。
捲り挙げられたシャツを元通りにしてくれたじゅんくんが、ぎゅっと抱き締めてきた。
「・・・じゅんくん?」
「ごめん、ちょっと調子に乗った。」
バツの悪そうな声で謝るから、何だか可愛くて。
「・・・気持ち、よかったよ?」
それだけ言って、じゅんくんの背中をそっと撫でた。
「かず・・・、オレ止めらんなくなる。」
「・・・それはダメだよ!?まだ昼間だし!潤ママも帰ってくるし!」
「そうだよなぁ・・・。」
明らかにしょぼくれた顔をしたから、頭を撫でてあげて。
「じゅんくん、このままお昼寝しよっか?」
「このまま?」
「うん。それだけでも、オレは十分気持ちいいよ?」
一番安心できるじゅんくんの腕の中だから。
そのまま二人でクッションに埋まってお昼寝した。
帰ってきた潤ママに起こされるまで、二人で爆睡してた。