Invitation。13~花火。番外編~ | 潤いと和み。

潤いと和み。

世界中に巻き起こしてる5人が大好き♥
末っ子溺愛中です♥

末っ子ふたりの妄想bl書いてます。
J×Nオンリーです(๑´ㅂ`๑)♡*.+゜

大丈夫な方のみ、お進みください♡

妄想blです。






お嫌いな方はスルーで。






リビングに降りると、たい焼きとお茶が用意してあった。

3人分。

あ、母さんも一緒にお茶する気なんだ・・・。
何でだろう、ちょっとガッカリ感がする。


ソファに並んで座って、いただきまーすってたい焼きを食べて。

「あったかい。美味しいね!」
「少し焼いたの♡どうせなら美味しく頂きたいでしょ?」

ふふって笑い合うかずと母さん。

かずくんは頭からなのねー♡とか、
外側のパリパリのとこも美味しくて好きー♡とか、二人で話してる様子は何か女子会みたいで。


・・・まぁ、いいけど。



「潤とは何がきっかけだったの?♡」
「・・・っぶふ!!」

いきなり母さんがぶっ込むから、お茶を吹きそうになった。

きっかけ・・・
きっかけ?
付き合いだした、きっかけの事・・・?

「帰り道が途中まで一緒で、それで仲良くなったんです。」

答えたかずに、あぁそっちのきっかけね、って思って、一人で焦ってた自分が恥ずかしくなった。

「そ、そう!帰り道!」

ねーって見つめてくるかずに、オレもねーって返した。
焦ってたのがバレてるのか、クスクス笑ってるかず。

「潤、頑固だからかずくんが振り回されてない?」
「じゅんくん、優しいですよ?」

そんな二人の会話を、何だか擽ったく聞いてた。





おやつを食べて、そのままリビングで課題を広げた。

「かず、今日は何?」
「化学と古典。あと、月曜に英語の小テストあるからその辺やろうかな。じゅんくんは?」
「・・・オレ、数学の小テストある。後は世界史と漢字。」

お互いはぁーってため息をついて、
よし!やろっ!ってテキストを開いた。

わからないトコは教え合ったり、世界史の問題やってたのに全然関係ないゲームの話に飛んじゃったり。



「ジュース、置いとくからね♡母さん買い物行ってくるから、お留守番お願いね♡」
運んでくれたジュースをテーブルに置いて、
いつものエコバッグを手に出掛ける母さんを
二人で行ってらっしゃーいって見送った。


そっか、今なら二人きりなんだって。

何か、
なんか、
なんか・・・


テキストを見ながらノートに答えを書いてるかずを見た。

なんか・・・

・・・ね?

シャーペンの先で、かずのほっぺをつつく。

つんつん。

「んー?なに?」

顔は上げてくれなくて。
だから、もう一度。

つんつんつん。

「なーんだよっ!」

笑いながら、今度は顔を上げてくれたから

「かずー。」

両手を広げた。

「・・・もぅ。」

口ではそう言いつつも、ポスンと腕の中に収まってくれたかず。
そのまま二人でラグに転がった。