Invitation。5 ~花火。番外編~ | 潤いと和み。

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妄想blです。





お嫌いな方はスルーで。





かずに送ったメッセージの返事がなくて。
でも、既読にはなってて。
あれ?って心配になった。

嬉しいのって、オレだけなのかな・・・。
緊張するって言ってたしな。



今までかずの家には何度も泊まってる。
一緒に眠れる事が嬉しくて。
途中でバイバイしなくていい事が嬉しくて。

かずも同じ気持ちだと思ってたけど、この反応から察すると、お泊まりは止めた方がいいのかもしれないって思った。


「母さん、かずお泊まりしないかも。」
「え!?何で!?」
「初めて来るから緊張するって言ってたし。」
「そうなの?かずママはノリノリだったけど。」


体育祭で初めましてをしたオレらの母親は
何でかすぐに意気投合して。
その場で連絡先を交換していた。
オレらが知らないところで、何かやり取りしてるらしくて。
そうゆうのもあって、オレがかずの家にお泊まりするのは結構あっさりOKが出る。


「もし無理そうなら、オレが向こうに泊まりに行ってもいい?」
「それはいいけど。でも!かずくんが家に来るのは譲らないわよ!」
「・・・は?」
「ずっと待ってたんだから!体育祭のあんた達可愛くて!」


そう、母さんのスマホの待ち受けは、体育祭の時のオレとかずで。
姉ちゃんのスマホも同じ画像だったから、余計に驚いた。

それくらい、母さんも姉ちゃんもかずに会いたがっていた。



結局かずからの返信はないままで、オレもお泊まりは無理だってほぼ諦めた。






次の日のいつもの交差点、歩いてくるかずはいつもと変わらない様子で。

「じゅんくん、おはよー。」
「うん・・・おはよ。」

いつもどおりの挨拶に、昨日の返事をどう切り出したらいいかわからないくらいで。

戸惑ってるオレに、かずの方から切り出してくれた。

「明日なんだけど。」
「あ・・・。うん。」

ドキンと、心臓が跳ねた。

お泊まりは断られるって諦めたけど。
やっぱりかずの口から直接その言葉を聞くのはちょっと勇気がいる。

「ホントに泊まってもいいの?迷惑にならない?」

それってつまり・・・

「・・・お泊まりOK?ってこと?」

恐る恐る聞き返したオレに、少し恥ずかしそうに小さく頷いたかず。

「あ、でも!緊張は、してる、よ?」
「母さんも姉ちゃんも、楽しみにしてるから。大丈夫だよ。」


嬉しくて、大きな声でやったー!!って叫びたい。
ホントは、今すぐ手を繋ぎたい。

だけどここじゃ出来なくて。

だから、代わりにかずの頭をポンポンって撫でた。
へへって笑うかずが可愛くて。
抱き締めたくて堪らなくなった。