【りんご雑学帳22】 91号
前号では、今年(2012年産)の青森リンゴの生産量が結実不良で大幅減になるかも知れないという話題を取り上げました。
今回は、2011年産、つまり去年収穫され現在流通している青森リンゴが、13年ぶりの高値になったと言う話題です。
82号、86号で取り上げていますが、春から夏にかけての天候不順が影響して、青果物全般の品薄に加え、11年産の青森リンゴも供給不足の状態が市場を刺激して、高値で推移していましたが、5月はキロ単価400円を超える超高値水準になりました。
青森リンゴがこの時期、好評を得ているのは磨かれた貯蔵技術の高さも後押ししていると思います。その辺の話は、後日、詳しく考察したいと思います。
2012年6月12日(火) 東奥日報
リンゴ13年ぶり高値/県外市場
県が12日までにまとめた2011年産県産リンゴの5月の流通実績によると、主な県外消費地市場の1キロ当たり平均価格は413円と、前年同月比56%高となった。1キロ400円台は、1998年産の418円以来、13年ぶりの高水準。
11年産の収量不足に伴う流通量の少なさに加え、この時期に出回る有袋リンゴとしては食味が良く、価格は高値基調で推移している。
品種別では、ふじが前年同月比59%(157円)高の425円、王林が52%(123円)高の360円、ジョナゴールドが49%(135円)高の409円などとなっている。
一方、5月の県外出荷数量は1万6413トンと、前年同月の2万5279トンを35%下回った。特に主力のふじは1万1433トンと同38%減。10年9月から11年5月までの11年産累計でも、前年比30%減の10万9060トンにとどまっている。
県りんご果樹課の担当者は「8月まで出荷を切らさないよう調整してきたが、在庫はほぼなく、周年で流通できるか微妙な状況」と話している。