【りんご雑学帳22】 90号
88号でも取り上げた話題ですが、今年の青森県産リンゴが、その後の調査で、結実しないものが平年より多く発生しているとのことです。
詳細は、地元紙の記事で確認ください。
2012年6月8日(金) 東奥日報
ふじ中心花結実平年下回る
リンゴの主力品種「ふじ」に、開花後に結実しないカラマツ(不受精花)が目立っている問題を受け、つがる弘前農協(本店弘前市)が管内71地点で調査した結果、中心花が結実した頂芽の割合は59.5%と平年を5.4ポイント下回ったことが7日、同農協への取材で分かった。5地点で40%を下回るなど、一部園地では収穫量に影響が出る恐れもあり、同農協は結実量に応じた栽培管理を呼び掛けている。
同農協は5月29、30日に弘前、藤崎、大鰐、西目屋、平川(碇ケ関地区)の5市町村で、ふじの開花結実状況を調べた。
花が咲いた頂芽の割合は83.8%(平年76.6%)、結実した頂芽の割合は73.7%(同71.7%)と、共に平年を上回ったが、結実した頂芽が50%を下回った園地が6地点あるなど、結実率は園地によってばらつきがある。
同農協は(1)ふじ開花期の気温が低く、人工授粉で使うマメコバチの活動が鈍った(2)開花直前から開花期にかけて降水量が少なかった-ことなどから、めしべが十分に受粉できず、結実に支障が生じたとみている。
弘前市の葛西憲之市長は7日、同市独狐と貝沢の2カ所の園地を視察。生産者からは「結実量は平年の5割前後にとどまるのではないか」と厳しい見通しも示された。葛西市長は「実態把握を進め、対応策をしっかりと検討していく」と述べた。