親戚達にも連絡がいきました
昨日の今日でそんなに容態が変わったのかと急いで連絡したが、寝たままの状態で昨日と変わった様子は無いと母は言った
しかし、尿の出がすごく悪く
それはとても危険な事なのだと教えられた
病室も大部屋から個室に移っていて
伯母たちや親戚たちが次々に会いに来ていた
すぐにたくさんの人達が来てくれる祖母は幸せだなと
主人は言った
確かにそうだ
だけど、病院でそんなに親切な対応をしてもらえていたわけでは無かったし
約90年近く健康に生きてきて、最後の最後は自宅へは帰れず、ただただ寝たきりの1人の老人として扱われている祖母を数ヶ月みてきて
もう少しどうにかしてあげれなかったのかと思ってしまう
最後まで健康に安らかにいかさてあげたかった
あの時に病室が違えば、病院が違えばもう少し長く生きられたんじゃないか
絶対に100歳まで余裕だとみんなに言われた祖母は
90を手前にもう、そろそろだと言われている
人生何があるかわからないな
90歳の誕生日を迎えさせてあげたかったけれど
あと数ヶ月が長くて長くて
そんな事は言えない
生きさせてあげたいけれど、この状態で生き続けるなら、、とも思って矛盾が絶えません
でも一番は早く楽にしてあげたい
痛そうな点滴も
管だらけの体も
むくみがひどい手足も
一人きりの病室も
動けない体も
何も口にできない体も
全てから解放してあげたい
そして大好きなじーちゃんのそばにずっといられますように
会えなくて寂しくなる以上に
楽になって幸せになってもらいたい
あともう少しだよ、あともう少し頑張れ
ちゃーちゃん
一番最後の孫より