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祖母と私と家族

入院中の祖母に対する、家族にも言えない気持ちを綴ってます
家族の前で泣けない私が毎晩夜な夜な一人で涙が止まらないので心の整理の為に書き始めました

昨日久々になってしまったけれど
祖母に会いに行った

ここ最近はずーっと眠っていて起きているところを見たことがなかった

バイバイと手を動かしてくれたのが
動いている最後の姿だったようです

もうあれ以来起きてるところを見られてません
声をかけても、揺すっても

ただただ、眠っているようで
なのに点滴だけはされていて
腕は痛々しくて


きっと家に帰りたいだろうな
風呂にも入りたいだろう
ゴクゴク飲み物を飲んで
美味しいものを味わいたいだろう
たくさん話をして
家族に囲まれて
たくさん笑いたいだろう

早くこの姿から解放してあげたいなと
言葉には出せないけれど
心の中でずっと思っていた

解放するという事は
同時に死を意味してしまうので
どうしても口には出せないまま

いつかまた目を開けて、離せないけれど
手を動かして、こちらをみてくれるんじゃないか
何か伝えてこようとする姿がみれるんじゃないかと
期待していました

いつまでこんな生活が続くのかなと
何となく考えていた矢先に
母から連絡がきました

だいたい、ふと考えた事が身に起きたりするものです