N9nety-One Official blog

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クレイジーエンターテイナー

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新海誠監督の「君の名は。」、先日、ようやく観ました。空いてから観に行こうと思っていたら、公開から20週を過ぎても、まだ週末興行成績ランキングの上位に入っているので、なかなか観られなかったのです。
 実は、このように大ヒットするということは、これまでよりも一般向けに作られて、新海監督らしさが失われてしまったのではないか、と心配していたのですが……。
 杞憂でした。
 今までの作品に比べると、「青春期特有のドタバタ」「起伏に富んだストーリー」「起ころうとする事件を防ごうとする必死の作戦」といったエンターテインメント性が加わったものの、「喪失したものを取り戻そうとする思い」「遠く離れた二人の距離」「心情を表現する美しい風景」といった、新海作品特有の要素はそのままで、完全に融合していた傑作でしたよ。

 ただねー……。
 これは、マニアのわがままなのは承知の上なのですが。
 大ヒットが明らかになってきた頃から。
 嬉しい反面、ちょっと怒ってもいたのです。
 すなわち。
「何でこれまで、新海監督の作品を、ここまでヒットさせようとしなかった!」
 と。
 いや、エンターテインメント性が少し強くなったから、これまで新海監督作品を観なかった観客にも取っつきやすくなった、という理屈も分かるのですが……。
 過去の作品も、国際的な評価は高く、いろいろな映画賞も受賞しているのに、国内では「知る人ぞ知る」、悪くすると「マニアック」などと言われてきたことを考えると、ちょっとね……。
「MNKN第13章 新海誠」でも少し書いていますが、私なんか、2作目の「雲のむこう、約束の場所」から映画館で観てグッと来てるんだぞ! この作品と、3作目の「秒速5センチメートル」なんか、閉館してしまった、渋谷のシネマライズでの、ほぼ単館上映だったんだぞ!! 「秒速~」の第1章「桜花抄」の舞台となった、JR両毛線岩舟駅なんか、もう3~4回は行っているんだぞ!!!
 見よ! 
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 えー、なお。
「君の名は。」を観た人に、他の新海作品を薦めるとしたら、1作目の「ほしのこえ」か、「秒速~」ですね。根底に流れているものが共通している部分が多いので。と言うか、久々に「秒速~」と「言の葉の庭」の予告編をYoutubeで観たら、またグッと来て観たくなってしまった。

 あと。
 新海監督、劇場公開作品以外にも、ゲームのオープニングムービーや、CM、さらにNHK「みんなのうた」なども手掛けているのですが。
 文庫本の表紙も描いていたようで。
 ブックオフで見つけて、狂喜しました。
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 というのも。
 この小説の作者、元々は漫画家で、私は比較的初期の作品から知っているのですが、やはりかなり「知る人ぞ知る」作家なので。
 このブログを読んでいる人で、この作者と作品を知っている人、いませんかね?

 またマニアック全開になってしまったMNKNまんけん

泊まった宿がある弁天島は、浜名湖の中にありまして。
 朝、起きてみたら、宿の前に、こんないい景色が広がっていました。
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 さて、2日目の目的は、城巡りと立ち寄り湯でして。
 まず、豊橋に向かい、路面電車で豊川沿いの吉田城へ。
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 天守閣は残っておらず、これは復原された隅櫓だそうです。
 この城を見ながら、駅で買った稲荷寿司の駅弁を食った! 城を肴に、地酒もちょっと飲んだ!!

 次に向かうは、蒲郡の隣の三河三谷のホテルにある立ち寄り湯だったのですが。
 最寄りのバス亭からホテルまでの坂がかなり急でキツい!!
 そのかわり、上り切ったあとにはこんないい光景が! 立ち寄り湯から見える眺めも、ほぼ同じでしたよ(^-^)v
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 最終目的地は岡崎。岡崎城では、結婚式をやっていました。天守閣と松の木のコントラストがいいですね。この城を肴に、また地酒を飲む!
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 岡崎に着いた時点で、すでに夕方だったので、蔵元の売店が閉まってしまい、名物の八丁味噌を買いそびれました……(T_T)そのかわり、名古屋駅で味噌きしめんを食い、さらに「みそかつえびフライ弁当」を買って、新幹線の中で食いましたよ。

 いやーしかし、いい旅でした。2日間旅に出ると、たいてい1日は雨に降られるのに、今回は2日間とも晴れだったのはありがたかった。
 特に、天竜浜名湖鉄道は良かったですね。今度は反対の始発駅、新所原駅から乗って、奥浜名湖側を回ってみたいです。

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どんなに機会文明や情報機器に囲まれていても、こういった風景がふと恋しくなってしまうのは、人間が機械にはなれない証拠かもしれませんね。
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 という訳で、去年の11月に、中部地方の旅に行って来ました。だいぶ時間が経ってしまったけど、お話ししようと思います。

 掛川から天竜浜名湖鉄道に乗りました。
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 1日目の主な目的は、幕末の侠客、清水の次郎長の子分である、森の石松の墓にお参りすること。
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 石松は隻眼の侠客で、酒好き、バクチ好き、少しおっちょこちょいという、愛すべきキャラクターです。昔は講談や浪曲で有名でしたが、最近、パチスロにもなっているようですから、また知名度が上がっているのかな?
 ただ、この石松の墓がある、大洞院まで、遠州森駅から4kmもありまして。
 そこで、駅で、文明の利器、レンタサイクルを借りました! 山の中や野を越え、川を渡り、のどかな道を走りまくりました!!
 天気も景色がすごく良かったから、走っていてもあまり疲れを感じないんですよね。こういうのをライダーズ・ハイというのでしょうか。
 森は「遠州の小京都」と呼ばれておりまして。いくつかの神社や寺を回って、駅に戻り、再び天竜浜名湖鉄道に乗車。この鉄道はいいです! 黄金色の稲田、すすき野原……。秋のうららかな景色がきれいで、ずっと乗っていたくなるほどでしたが、浜松へ向かうために、やむなく西鹿島駅で遠州鉄道に乗り替えました。
 森に比べると、浜松は大都会ですね。浜松に来たからは、名物の餃子を食わねば!
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 ……と思ったら、宿の夕食のバイキングにもありまして。それでも2つ食べました。

 続きます。

          MNKNまんけん
今年もN9nety - oneをよろしくお願いいたします。
 過ぎていく日常に、ささやかに抵抗してみたい今日この頃であります。

          MNKNまんけん
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 皆様、27日のライヴもお疲れ様でした!! 今回も盛り上がりましたねー。

 10月1日の錦糸町ライヴの時もそうだったのですが、今回も、音楽にはいろいろな表現があるのだなーと実感しました。Hip - Hopに限っても、パフォーマンスが面白い人やハードに熱く盛り上げる人、歌詞が日本語としてグッと来る人などがいましたし、錦糸町ライヴでは、さらにジャンルが広がり、アラブの太鼓のユニットも来ていました。

 やはり、ライヴハウスで聴くと、ミュージシャンとの距離が近いせいでしょうか。あまりなじみのないジャンルや表現方法でも、みんな音楽に対する情熱が伝わって来て、胸が熱くなったり、聞き入ってしまったり、笑い転げたりしてしまいます。

 これは、素人考えで、間違っているかもしれないのですが。
 最近、CDでメジャーデビューして売り上げランキングに載っているようなミュージシャンと、こうしてライヴハウスで歌っているミュージシャンと、どこが違うのかな、と不思議に思います。どちらも私達を楽しませ、心を揺さぶることには変わりはない。リスナーとの距離は、そう変わりはないのではないのでしょうか?

 音楽は、もっと自由で、もっと広がりがあっていいのではないかと思います。もっといろいろな音楽を、幅広い受け手に届ける方法があればいいのにな。その意味では、インターネットの普及はいいことなのですね。マイナー・メジャー関わりなく、自分だけの一番の曲を探す方法を、もっと広げてほしいです。

          MNKNまんけん