・志望校もある程度決まった
・志望校の情報もある程度集まった
次にやることは、その情報を子供と共有し、内申点の加点を意識することです。
我が家の場合、志望校はこんな感じでした。
第1志望:埼玉県の県立高校、帰国生特別選抜で受験
第2志望:東京都の私立高校、併願推薦で受験
第3志望:埼玉県の私立高校、併願推薦で受験
全ての学校で、「英検の加点」がありました。
県立高校では、英検準2級以上が加点
私立高校では、英検3級、英検準2級、英検2級でそれぞれ加点
という具合でしたので、シンガポール日本人中学校に在籍している間に最低でも英検準2級を取得すべく、本人頑張っていました。
コロナの影響で、シンガポールでの英検受験ができなかった回が何度かあったため、当初の計画よりもギリギリとなりましとなりましたが、何とか英検準2級は取得できました。
ちなみに英検は、シンガポールで受験ができるならば多少お値段が高くてもシンガポールで受けれるだけ受けることをお勧めします。
シンガポールでは、
・筆記試験の受験場所が決まっている
・2次面接の試験官が知っている先生なことがあり緊張しない
・タクシーで楽々移動できる
というメリットがあります。
日本だと塾などの準会場は除くとして、「どこ?」というような受験会場に割り振られることが多いので会場までの移動が面倒ですし、面接官も全く知らない人なので緊張してしまうようです。
続いて漢検。
県立高校では漢検2級以上(高校卒業レベル)
私立高校では漢検3級以上(中学卒業レベル)
漢検2級を取るのはかなり厳しいので早々にあきらめましたが、漢検3級であれば中学3年生で十分狙えます。
漢検は志望する県立高校での加点(漢検2級)を狙うのが難しいので、重点は置いていませんでしたが、それでもあわよくば、と計画的に受験を続けていました。
漢検はシンガポールでも実施されており、英検よりもチャンスが多いので、結構ねらい目だと思います。
5級に合格した子は、その次は3級と4級のダブル受験などをしてる子も多かったです。
そして、チャンスがあればやっておいて欲しい。
・生徒会活動での生徒会長・副会長、各委員の委員長
・部活動のキャプテンや部長
日本人中学の各委員長は取り合いになるらしいので難しいかもしれませんが、チャンスがあればチャレンジして欲しいところです。
部活動についても、立候補でなれるのであればキャプテンや部長になるとよいです。
ただ、こればかりは本人の向き不向きもあるので、その辺はお子さんと十分に相談しながら、となります。
(ちなみにうちの娘は超やりたがり屋さんでした)
高校によっては、学校外でのボランティア活動や、サッカーや野球でのシンガポールでの成績(ただし日本人大会は除く)も加点してくれるところがあるので、何にでも積極的に参加していくのが良いと思います。
こんなことばかり言っていると、旦那さんからは「お前、あざといな」と言われたりもしますが、少しでもチャンスの幅を広がるのであれば、押さえておきたいポイントだと思います。