耳鳴り止まず | 雨ふらし。


天に昇る煙を見て初めて涙が止まらなかったあの日


私はそっと置かれた手を振りほどかずに

人目を気にすることもなく

ただわんわんとひたすら泣いた


今思い出しても涙が出てくる


夢は叶うんだろうか


道はいろいろ想像したけど


まだ踏み出せる勇気もなく


めんどくさいほど精神的にも身体的にも弱く


ありふれた理想論だけを語りながら


いつも泣かせてばかりいる

いつかまたあの煙を見る日がやって来るのだろうか


そんなくらいなら

私が先に

なんて


こんな卑怯なことは許されないよね


時々現れるぎこちない笑顔の見慣れた顔に

叱咤しては負けそうになる

強くならなくちゃ

何度も言われた


泣くことは許されても


逝くことは許されない



当たり前のことかもしれないけれど



それがすごく辛い。