新しい年の空気って、不思議です。

朝の光がいつもより澄んで見えたり、湯気の立つお茶の香りが「ここから始まるよ」と言っている気がしたり。

私は自宅の小さなアトリエで、アクセサリーのパーツをそっと並べながら、

2026年にやりたいことを心の中で数えていました。

たくさんは抱えません。

私の中の静かな火が、ちゃんと燃え続ける分だけ。

今年やりたいことは、3つあります。

ひとつ目は、**「月のリズムで制作する」**こと。

新月に意図を決めて、満月にひとつ完成させる。

そういう“呼吸”みたいな制作をしてみたいのです。

朝、窓辺で月のカレンダーを見て、その日の光に合う石を選ぶ。

ラブラドライトの青い揺らぎ、ローズクォーツのやさしい霞、淡水パールの静かな白。

石は言葉を持たないのに、触れると心が整っていくから不思議です。

完成を急がず、手の中の時間を丁寧に感じながら作りたい。

ふたつ目は、**「“お守りアクセサリー”の物語を添える」**こと。

私は、アクセサリーは飾り以上の存在だと思っています。

身につけた瞬間に背筋が伸びたり、鏡の前で自分に優しくなれたり。

そんな小さな変化が、人を支えてくれる。

だから今年は、作品ごとに短い物語をつけたいんです。

「不安が大きい日に、胸の前で深呼吸できるように」

「新しい一歩を踏み出す朝、勇気が宿るように」

みたいに。

誰かの毎日にそっと寄り添う言葉を、リボンみたいに結んで届けたい。

そして三つ目は、**「日常のマインドフルネスを増やす」**こと。

スピリチュアルって、遠くの世界の話じゃなくて、実は“今ここ”の感覚を取り戻すことだと思うのです。

朝、手を洗う水の冷たさ。

糸を通すときの集中。

イヤリング金具の小さな音。

そういう瞬間を見逃さないで、暮らしの中に光を増やしていきたい。

忙しいときほど、ひと呼吸おいて「私は今、何を感じてる?」と自分に聞く。

それだけで世界が少し優しくなるから。

2026年は、誰かと比べる年ではなくて、私が私に戻る年にしたい。

作ることも、整えることも、どれも同じ方向を向いています。

自分の内側の静けさを守りながら、必要なときにはちゃんと輝けるように。

小さな光の粒を集めるように、この一年を進んでいこうと思います。