爸々邸は1階がほぼガレージなので
必然的に生活圏が2階になります
尺モジュールの家であれば通常の階段幅と廊下幅は壁芯で910mm
これだと壁から壁の有効幅は約780mmです
人が通るだけなら十分なスペースですが
例えば買い物袋を両手に持って通るとなるとどうでしょう
通れなくはないですが特に階段には手すりが付くので
ちょっとしたことですが毎日の小さなストレスになるかもしれません
2階リビングということでそんな細かいことを最初から考慮してくれた
ウィザースの設計士U先生が最初に提案してくれたのがコチラ
ちょっと広めの階段
この間取り自体は前述のようにボツになったわけですが
広めの階段という案自体はその後も採用し続けました
木下工務店にはこちらの要望で階段幅を広げてもらいましたが
木下工務店含め他社で広めの階段を提案してくれたところはありません
最終的にうちの階段幅は有効で約1000mmあります(壁芯で1137.5mm)
これなら両手に買い物袋を持っていても余裕ですし
人のすれ違いも普通にできるはず
そして階段の形について
うちはいわゆる回り階段なのですが
どうしても踊り場を設けたかったので
バランスを考えて踊り場の奥行きも1000mmとっています
できれば踊り場部分はフラットにしたかったのですが
そうすると他の部分との兼ね合いでどうしても不都合があったので
踊り場間でも1段となりました(まさに画像左端の形状)