価格変動によって生じる売買差益 | shirase1の標準的な投資ブログ

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有価証券、土地などの価格変動によって生じる売買差益のことをキャピタルゲインと
言います。
株式、土地などの価格変動に伴う利益のことで、譲渡益、資本利得と訳されます。
資産売却によって利益ではなく損失になったときは、キャピタルロスと言います。
キャピタルの意味は元金や資本という意味です。
また、預金や国債などの債券の利息、株式の配当などはインカムゲインと言われます。
インカムゲインは、債券や株式を持つことによって利益になるもので、インカムロスと
言う言葉はありません。
キャピタルゲインは、株式、土地などを売ったときに利益が生じますが、インカムゲイン
は、債券や株式などを持っていることで利益が生じますので、利益の質が全く違います。
株式の投資をする時には、まずは売却益を狙いますので、キャピタルゲインが主流と
なりますが、株を持ち続けることによって生じる配当であるインカムゲインも長い目で
見れば大事です。
株式の配当金の利回りは、株式以外の資産から得られるインカムゲインと比較してみても、
遜色のないものとなっています。
株式投資をキャピタルゲインとインカムゲインの合計で考えることを「トータルリターン」
といいます。
賢い株式投資をするために、常にトータルリターンを考えて判断したいものです。