週刊新潮の9月22日号(9月8日発売)に脚本家の橋田壽賀子さんのインタビューが載っていた。
 いろいろと舞台裏の話が載っていて興味深かった。
 少しだけ引用する。
 
 …『渡鬼』は皆、出演者が超一流の豪華キャストばかりですから。当然、ギャラも高い。一つの回に全員を登場させたら、製作費がパンクしてしまいます。コストも意識し、私は一話の中にたくさんの人物が登場しないよう工夫して脚本を書くようにしました。… 

 脚本家というのはいろいろなことを考えているんだなあ。と感心した。
 以前、ジェームズ三木氏がテレビのトーク番組で「脚本を書くときは、あの人とあの人は仲が悪いから同じ場面には出せない、とかいろいろ気を使ってパズルみたいで大変だ」という内容のことを言っていたのを聞いたことがある。
 やはり、売れている人というのは、いろいろと気を使ってうまいことできる人なのかもしれない。と思った。