何者かになりたいと昔から願ってきた。
何者にもなれないまま36年。
何者かになりたい願望はどこからくるのだろう。
小さな頃から、大きくなったら何になりたい?と聞かれ答えるのが苦手だった。
何になれるのか、どんな選択肢があるの知らなかったから。
でもその質問が繰り返されるたび、私は何者かになれるのかもしれない、いやきっとなれんるだという思いが強くなったような気がする。
ただ何者かになりたいと願いながらも、私は何者になるか考えもせず、努力もしなかった。
その内天啓のようなものがあり、神に導かれるように何者かになれるのではと半ば本気で思っていた。
当然、そんなはずもなく、平凡な毎日を送っている。
ただこの平凡な毎日。
実はとてつもなくすごい事だと最近思う。
正社員として働き、お給料をもらい、子供を産み育て、家庭を運営し、他人との揉め事や大きな心配ごともない。
なんと理想的な日々ではないか。
私のようになりたいと願っても様々な理由でなれない人たちもいる。
私の今の姿は、もしかしたら誰かがなりたかった理想の姿なのかもしれない。

私はずっと弱いままで、グルグルぐるぐる同じとこをまわってる。

いつも何かに怯え、他人と比べ足りないものだけを数え、そうして今ここにいる。

自分で自分がわからないまま。

何で泣いているのかも、何が不満なのかも、相変わらず何もわからないまま。

何かを手に入れようとこの3年必死に頑張ってきたつもりだったけど、手に入ったものだけでは満足できない欲張りば自分に辟易する。

このまま暮らして私の周りの人たちは幸せになれるのだろうか。