最果ての新駅舎は出発のイメージ-。日本最北端の駅、北海道稚内市のJR稚内駅の新駅舎が完成し、1日、報道陣に公開された。3日に開業する。
新駅舎は、市街地再開発組合などが行っている再開発ビルと一体化して進められているもので、新たに完成したのは駅の待合スペースや改札口など。白を基調とした建物で、大きなガラス窓から陽光が降り注ぎ、明るいイメージとなっているのが特徴だ。
再開発ビルは平成21年から建設が始まり、昨年6月には映画館とバス待合室が入る部分がオープン。今後は、旧駅舎を壊した後に高齢者住宅や市の交流センターが入る部分が建てられることになっており、新駅舎と合体して、来年春のグランドオープンを目指している。
稚内駅の鶴田幹也駅長は「旧駅舎は哀愁があって、北へ向かう旅の終着駅というイメージが強かった。それが明るいイメージになって、ここから新たに出発する駅として歴史を作っていきたい」と話していた。
引用:産経新聞(2011年4月1日)
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