日本に住む叔母が、歳とともに歩くのが辛くなってきたと聞いて『素敵なステッキ』をプレゼントした。
『杖』ではなくて『ステッキ』❣️
若い頃からお洒落な叔母は、介護用品店に並ぶ杖が全く気に入らず、日々無理をして歩いていたらしい。
そんな叔母が気に入るだろう杖をネットで探して遂に出会ったのがシナノのステッキ。
『素敵なステッキ』
私の大嫌いなダジャレのようですが、私の乏しい語彙力では「綺麗な色味」「機能的なデザイン」「軽量丈夫」「優れた造形のグリップ」「手頃な価格」などを一言で纏める適当な形容詞が他に見つかりませんでした😓
シナノ SINANO は長野県に本社工場を置くアルミ合金製ポールなどの専門企業。若い頃にスキーを楽しんだバブル前世代なら、スキー用の高級ストックとして名前を聞いたことがあるかもしれません。
スキーブームが去って、今はトレッキングポールなどアウトドア用品を主に製造販売しているようですが、その一つとして杖・ステッキを製造しています。
杖・ステッキと言っても種類は様々で、大きくは長杖(シナノは長さ調整可能なので「伸縮杖」)と折りたたみ杖に区分され、グリップが複数種類、杖先も複数種類あります。
最終的に決めたのは
和彩 花鳥風月 の 鶴に桜
名前からして優美で雅な1本です。外出時に多少ふらついたり段差が不安程度の叔母の状況を踏まえて、軽量で使い勝手の良い伸縮式のものをデザイン重視で選びました。日本では折畳式の方が人気があるようですが、強度を確保する為に若干重め。普段は杖を使わず旅行などの際に念の為に持って行くなどの状況でなければ軽くて丈夫な長杖が良いとのスタッフさんの的確なアドバイスが決め手でした。
写真では分かりにくいですが、特殊な塗装技術で和紙のような手触りに立体的仕上げられた本体は複雑な色合いで非常に綺麗。色毎に異なる上品なイラスト紋様が入ります。
機能だけで選べば安価な長杖もありましたが、せっかくのプレゼントなので少し奮発💪
私自身は幸いにも足腰ともに健康で、全く杖やステッキが必要ないのですが、叔母のステッキを親切なスタッフさんとあれこれと相談して選んでいるうちに気持ちに変化が。
「そういえば明治や大正の文豪や政治家、富豪などは足が悪くなくてもステッキを持っていたな」
「古に銀座を闊歩したモボ・モガはお洒落の小道具として舶来品のステッキを持っていたな」
「散歩が大好きなイギリス人は、散歩のお供と護身用を兼ねてステッキを良く持っているな」
「名探偵ポアロも銀のグリップのステッキを愛用していたな」etc.etc.
ということで、他に来店者もないことを良いことに自分自身のお洒落用ステッキもあれこれと相談😄(長時間お付き合い頂いたスタッフさんありがとうございました。)
自分自身用として最終候補に残ったのが次の二つ。
和彩 の 黒墨 か 栗皮色
グランドカイノス の アールヌーボー か アールデコ
和彩は軽量の伸縮式長杖で綺麗な発色と木目が美しいグリップが魅力。グランドカイノスは光沢のある上品な塗装と繊細な紋様、手縫いで上質な鹿革グリップが何よりの魅力。
結局は当日は持ち帰りの都合もあって購入しませんでしたが、後日オンラインストアで購入したのがこちら。
和彩 黒墨
写真で見るより光沢感のある複雑な色合いの黒色が美しく、木目の美しい花梨のグリップとも良く調和しています。軽くて丈夫なので日本滞在中の日課となっている散歩の際に日常使いしたいと思います。当分はお洒落の小道具ですが、いずれは弱った足腰の強い味方になるかもしれません。
グランドカイノスの鹿革グリップも捨てがたかったのですが、野山で使うには繊細すぎる塗装の傷みが心配で、折り畳み式である必要もないので今回は見合わせ。もっとも何やかんやと自分を騙していずれ買ってしまう気はします😇
実は購入したのはアウトレット品。オンラインストアでは月替わりで一部の杖・ステッキが特売されています。今回、購入の際に念の為にチェックしたところ正に黒墨色が特売中。注意書きにはキズなどがある場合があるとのことでしたが、届いたものは素人目には全く異常なし。日常使いのステッキなので傷がつくのは大前提、3割以上安く買えて大満足でした。
公式サイトには杖・ステッキに関する色々な記事も載っています。ご自身や家族・親戚・友人など杖・ステッキをお探しの時は参考にすると良いと思います。



























