熱帯楽園ペナン通信

熱帯楽園ペナン通信

マレーシア有数の観光地ペナン島。
北緯5度、東経100度。 ジョージタウンは世界遺産都市。
赤道直下、常夏の島の暮らしの情報をお届けします。


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昔むかし、海外旅行の情報集めは大変で、雑誌の記事や旅行会社のパンフレット、時には大使館や領事館まで出向いて、現地の最新の情報を集めたものでした。

 
バブルの少し前、海外旅行が自由化され大学生が卒業旅行に長期の海外旅行に行くのも珍しくなくなった頃、グレイハウンドの長距離バス網のフリーパスを購入して、北米大陸を旅するのが流行しました。
気分は沢木耕太郎の「深夜特急」。
事前に調べていたのとは大違い、行ってみなければ分からない。
そんな旅が当たり前でした。
 
当時の海外旅行や留学は、日本との連絡も大変で殆どの旅人は帰って来るまで音信不通なのが普通でした。
 
 
時は流れて21世紀。
宇宙旅行は一向に一般化せず、自動車も空を飛んでいませんが、世界中の情報が簡単に手に入る時代がやってきました。
 
旅先の情報をギッシリと詰め込んだスクラップブックは、もはや不要。
情報化時代の旅の準備を大公開です。
 
 
1 まずは1冊のガイドブック
 
インターネットには、あらゆる情報が溢れています。でも、初めての都市を観光で訪れるなら、観光ガイドブックを手に入れましょう。
 
そこには、旅と情報のプロが手間とノウハウを注ぎ込んだ良質な旅情報が収められています。街の概要、交通手段、観光客が訪れるべきスポット、物価や通貨、気候や服装など。
 
情報収集のポイントは、重要で良質な情報を効率的に集めること。その点でガイドブックの活用は至って有効です。
 
入手すべきガイドブックは、コンパクトなもので充分。あくまで情報収集の第一段階に使うものなので、「地球の歩き方」「ミシュランガイド」といった分厚い辞典のようなガイドブックは、よほどの僻地に行くのでなければ必要ありません。
 
個人的にお気に入りは「タビトモ」(JTBパブリッシング)。
小さく薄いガイドブックで、情報がぎゅっと詰まって1000円程度。
ガイドブックは同じシリーズで揃えると、ページ構成が共通なので何かと便利です。
 
この1冊は、初めての旅行の際は必ず持っていきましょう。滅多にはないものの何かの理由でネット環境が使えないこともあるものです。そんな時、日本語のガイドブックは強い味方。現地で入手出来るのは現地語の情報が殆ど、旅に油断は禁物です。
 
直近の上海旅行、頼りのGoogleマップや検索機能が使えなかったのですが、たった1冊のガイドブックには随分助けられました。
 
2 YouTubeで情報収集
 
初めての都市、数日の旅行なら訪れるべきスポットやアトラクションは、ガイドブックのお勧めで充分です。
2回目が可能な都市ならば、スポットを絞り込み、しっかりと楽しむのがポイントです。
では、どこを選ぶのか?
そんな時、ぜひ活用したいのが YouTube 。
訪問候補が見つかったら、キーワードで検索すれば、過去に放送されたTVの旅行番組、旅行社や観光局のPR動画、旅行者の個人動画などが沢山ヒットします。
 
評価の高い動画やTV番組などは要チェック、日本人目線の情報が簡単に手に入ります。
 
注目したいのは素人旅行者の記録動画。
スマートフォンや動画カメラの性能アップや手ブレ補正ハンドルの普及もあって、プロ並みの動画が多くなっています。時間制限もないので、その場所の状況や雰囲気が良く分かります。
 
参考になった動画は、ライブラリに再生リストとして保存して置けば更に便利に活用出来ます。
 
3 Googleマップにスポットを保存
 
YouTubeなどで行きたい場所が決まったら、Googleマップに保存します。
保存方法は簡単。
Googleマップで場所を表示したら、そこを長押しして「保存」を選択するだけです。
 
行きたい場所全てを保存しておけば、位置関係が分かるので、観光ルートを考えるのに便利です。
 
そして何より現地でルート検索が簡単に出来るのが最大のメリット。
保存してあるスポットを選びルート検索を選べば、徒歩・タクシーなどでの道順を表示してくれます。主要都市では公共交通機関を使ってルートも表示され更に便利です。
 
その状態で移動を開始すれば、ナビゲーション機能により、曲がり角までの距離や方向が指示され迷子知らず!
凄い時代になったものです。
 
4 AppleWatchで「散歩道」を記録
 
旅好きなら、旅の記録も残したいもの。
特に細い路地裏を歩いていて、偶然出会った素敵なカフェや骨董品店など、もう一度行こうと思っても見つからないこともあって残念に思ったことはありませんか。
 
そんなブラリ旅好きの強い味方がAppleWatch のワークアウト・アプリ。
本来は運動量を記録するアプリですが、GPSによりマップ上に経路を記録することができます。
 
「ウォーキング」を選択して散歩をすれば、散歩で歩いた道筋を全て記録してくれるので、とても便利。
 
注意しなければいけないのは、この機能を使うと思った以上にバッテリーを消費してしまうこと。こまめに操作しないと夜まで持たずに省電力モードになってしまうので注意しましょう。
 
なお同様の記録機能は、他社の一部スマート・ウォッチにも搭載されているようです。
 
気になるお店などをスマートフォンで撮影しておくのもお勧めです。
殆どのスマートフォンでは、写真にGPS情報を一緒に記録するので、対応する写真アプリなら後で場所を確認することが出来ます。
 
 

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初めての上海。

太平洋戦争前は欧米各国の租界が置かれ「魔都」と呼ばれた街。

 

今も中国最大の街の一つとして発展を続ける上海は、想像した以上に面白い街でした。

旧租界を中心に広がる市街は広く、黄浦江を挟んだ浦東地区には近未来的な超高層ビルが林立。

 

今回は中心部の観光スポットを巡りましたが、わずか3日では上海の街を理解することは無理のようです。

周辺にも沢山の観光スポットがある上海には、これからも途中下車を続けようと思います。

 

上海は広大

 

台北・香港・バンコク・ホーチミンなどを観光してきましたが、上海はズバ抜けて広大でした。

黄浦江を挟んだ両岸の中心市街地だけでも1日では回りきれません。

一番の見どころの外灘(バンド)・豫園と浦東地区だけでも1日がかり、最近注目の田子坊や旧フランス租界、旧日本租界の虹口などを回るなら3日あってもギリギリです。

効率良く観光するなら、南京路周辺など地下鉄駅から近いホテルに泊まりましょう。

周辺観光地を含む殆どの観光スポットには地下鉄を使っていくことができます。

効率よく観光するのなら、現地ツアーに参加するほうが良いかもしれません。

 

旧租界も広大

 

欧米各国の租借地と聞くと限られた狭い範囲を想像しますが、上海の租界は広大です。

旧市街地の全てが租界と言って良いほどで、各国が各々整備した特徴ある租界が延々を広がっています。

豫園のあるあたりが旧上海城だった中心部ですが、それを租界がぐるっと囲んでいます。

19世紀以降に整備された租界はヨーロッパ流の都市計画により整備されていて、街路樹のある整然とした街路と2〜4階建の集合住宅が特徴的。よく整備された都市公園も多くあります。

外灘地区は高密度な業務地区、周辺は大小の邸宅や集合住宅が集まる住宅地です。

 

豫園はスゴい!

 

上海中心部にある豫園。

伝統ある中国式庭園を中心に、周辺は観光客相手の商店が密集しています。

敢えて例えるなら東京・浅草寺と仲見世のようですが、こちらほうが規模が遥かに大きい。

観光バスで庭園側で下車して往復するだけでは判りませんが、庭園を中心として大小の土産物店が密集しています。定番の中国土産なら、ここが品数豊富で一番安いでしょう。

 

そして何より中国式庭園の豫園が凄い!

正直いって余り期待していなかったのですが、本格的な中国式庭園を初めて体験しました。

日本などにある中国式庭園とは全くの別物。さして広くもない敷地に人工の池や岩山を巧みに配置し、塀などの遮蔽物を利用することで、実際の面積以上の広がりと多様性を創り出す秀逸な技法。

園路を進む毎に様々に変化する眺め、各所に配された奇岩や繊細な彫刻などが飽きさせません。

多数の団体客で一日中混雑していますが、朝や夕方など若干空いている時間に、たっぷりと時間をとって鑑賞したい庭園でした。

 

縦横に走る地下鉄は東京にソックリ。

 

上海の街の地下には、ガイドブックによれば17本もの地下鉄が走っています。

全てが同一会社線なので乗り換え自由、郊外を含む上海の主要スポットを網羅しています。

この地下鉄、駅の構造や雰囲気、車両などが何故か東京の地下鉄によく似ています。

券売機・改札口・壁や天井の仕上げなど、特に車両がロングシートなところが、そう感じさせるのかもしれません。

路線網が複雑で、乗り換えの便が悪い駅が多いこともソックリ。他路線に乗り換えるのに延々と通路を歩くことも多いので、注意しましょう。

案内表示が簡字体ばかりなのも要注意。券売機などは英語表記にも切り替えられますが、中国語の発音に基づくローマ字表記なので、なお判りにくいのが不便です。

とはいえ運賃が安くて渋滞知らずの地下鉄は自由観光の強い味方です。

 

疾走する電気バイク

 

排気ガス対策なのか、上海の街中では電気バイクが沢山走っています。

それも古いガソリンバイクを改造した手作り感満載のものばかり。

この電気バイク、法的位置付けが曖昧なのか、歩道や歩行者天国を大きなクラクションを連打しながら疾走しています。

確かに上海の大気汚染は酷くて、浦東地区の超高層ビル群にはいつも霞がかかっていました。

 

繁栄と貧しさ

 

ごく最近開発された浦東地区はともかくとして、黄浦江西側の旧租界地区は新旧の上海が混在した街並みです。

再開発によって誕生した超高層ビルや高級コンドミニアムが目立つ一方で、租界時代の建築が沢山残っています。

特に中心部にも残る古い集合住宅には、古い上海がそのまま残っています。

街路に面した側には店舗が街区を囲み、その上が高層住宅、更に所々に街区の内部に入る路地があって、内部は古びた集合住宅が密集しています。路地の入口には厳重な鉄柵があり、夜間は固く施錠され、昼間は番人が住民以外の出入りを見張っている。そんな住宅が沢山あります。

そんな古い街区が延々と更地になって、新しいビル群を建設中なのが現在の上海です。

 

街の中心部の繁華街などで、浮浪者・ホームレスを頻繁に見かけたのは意外でした。

高級な欧州車が目立ち、ブランドショップが建ち並ぶ上海中心部に、貧しい身なりで蹲る浮浪者たち。

数十年前まで、共産主義国・社会主義国には貧富の差がなく、失業者も乞食もいないと日本の学校の教科書に載っていたものですが、経済の自由化が進んだ中国では、貧富の差の拡大が顕著なようです。

 

いつでも、どこでも大きな声は中国の文化

 

上海は観光都市。欧米やアジア各国から大勢の観光客が訪れます。

それに加えて中国各地からも大勢の観光客、制服で団体で観光する学生・生徒も目立ちます。

改めて感じたことは、欧米・日本とは違う中国文化。

数人で集まっていると、ホテルのロビーでもレストランでも博物館でも随分と大きな声で、ひっきりなしに話し続けます。子供は活発で、こちらも大きな声。

そんな耳元で大きな声は何故? 漢民族・北方民族に遺伝的に難聴が多いとの説もありますが、どうも眉唾。

 

長年にわたって欧米文化に同化しようと努力してきた日本人ですが、ほんの数十年前の海外旅行大衆化した頃に、パリやローマを闊歩した「ノウキョウの団体さん」がホテルや美術館で大声で話し笑う姿が嘲笑されたのを忘れてはいけません。

欧米文化とは異なる中国文化。

欧米流マナーが常識化した日本人には随分と迷惑な中国文化ですが、中華思想が根強い中国で、果たして欧米文化への歩み寄りはあるのでしょうか。

 


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ペナンは外食天国。

ジョージタウン周辺の住宅街にも、ホーカーズ(屋台村)が幾つもあります。

ホーカーズには、マレー料理だけではなく各国の料理屋台が集まっていて、早朝から深夜まで営業。

全ての屋台が一斉に営業しているのではなくて、早朝から昼まで、昼から深夜までと交代で別の屋台が営業していたりします。

 

今回ご紹介するのは Midland にある

 

 ARMIZAN SHAH 

 

名前や看板がトルコかアラブ料理店のようですが、しっかりとタイ料理店です。

 

Midland はガーニープラザの陸側にある Adventist Hospital の向かい側のホテル・コンドミニアム・ショッピングモールなどが揃った少し古い複合施設。

ガーニープラザとガーニーパラゴンがオープンしてからは衰退の一途を辿り、今ではショッピングモールはシャッター商店街化していて、マッサージ店やDVD店、カラオケ店などが細々と営業中。

それでも病院の目の前で周辺には住宅も多いので、中庭の飲食店や屋台は結構賑わっています。

 

ここのフードコートには、他ではあまりお目にかからないタイ料理の経済飯の屋台があります。

経済飯(エコノミー・ライス)は、大皿のライスに何種類もある肉や野菜の惣菜を選んで載せるペナン定番のお気軽食。

中国風・マレー風・インド風などがあって、一皿RM10を超えることはまずないお手軽な食事です。


タイ屋台の惣菜は煮物中心。何種類かのタイカレーや甘辛系の鶏肉や野菜が豊富で、昼時には行列が出来る人気です。

 

そのタイ屋台の横にあるのが ARMIZAN SHAH。


こちらは料理の種類は限られているものの、日本でもお馴染みのタイ料理定食のお店。

目玉焼きの載った白米に肉などの炒物がセットになった所謂ガパオライス各種がRM8 、トムヤムクンなど汁物と卵焼き、白米がセットで RM12 とどちらも大変お得な価格。定番のパパイヤサラダなどもあります。


どうやらタイ屋台と経営は一緒のようで、飲み物は屋台からデリバリーされてきます。

 

店舗といっても、ご覧のとおり扉もない開放的な造り、もちろん冷房などもありません。

こんな雰囲気が苦手なら、セット料理を含む全ての料理が持ち帰り可能なので、持ち帰りがお勧めです。

炒め物は注文を受けてから調理するので、時間はかかりますが熱々が持ち帰れます。

 

マレーシアでもタイ料理は人気があって、きちんとしたレストランも多いですが、高級店が多くて概して値段は高めなので、このように手軽にタイ料理を味わえるは嬉しい限り。

味付けは、しっかりと辛い本格派ですが、やや砂糖の甘みが強いのはマレー人の好みなのでしょう。

 

このお店、ちょっと問題なのは料理の味と質が安定しないこと。

何人かいる調理人の腕に差があるようで、オオ〜と言うほど美味しい時と???の時があり。

小さな屋台なら店主のワンオペなので料理の味はいつも同じですが、こちらは曜日や時間によって調理人が交代するようで、同じ料理を頼んでも食材のカットや味が変わってしまい、美味しいかどうかは時の運。

 

先日などは「鶏肉とバジルの炒物セット」を頼んだのですが、バジルが品切れだったのか、ニンニクの芽と思しき刻み野菜と鶏肉の炒め物が。これはこれで美味しかったのですが、当然バジルの香りは皆無! これを断りもなくバジル炒めとして出してはダメですよね?

 

とは言え、これまでの経験では美味しい料理が出て来る可能性のほうが、ずっと高いのでタイ料理好きの方にはオススメしたいと思います。

 

 

土曜日は定休日なので要注意です。

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