【バンコク=深沢淳一】タイの首都バンコクの中心部2か所で22日、チャオプラヤ川が氾濫したのは、防水堤の決壊と、流入する運河の増水が原因とみられる。 同川と並行する主要道路のサムセン通りは30~40センチ冠水し、一部が通行止めになった。プミポン国王が入院している同川西岸のシリラート病院も、川の水位上昇で約30センチ浸水した。住民約2000人が市内各所の避難所に避難している。 バンコクでは市民が飲料水を買いだめし、スーパーなどでペットボトル飲料水が品薄になっている。地元大手スーパーは購入を1人6本に制限したが、すでに売り場の棚はほぼ空の状態だ。飲料水をオフィスや家庭に配達する大手メーカーのバンコク北部の工場が冠水の危険から生産を停止しており、さらに調達が難しくなる恐れが出ている。
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