基地に来る変った人たち | 昔話しですが、Los Angelesに住んでました。今はだいたい日本に居ます。やっぱりほぼ日本に居ませんw

昔話しですが、Los Angelesに住んでました。今はだいたい日本に居ます。やっぱりほぼ日本に居ませんw

最初にアメリカに行ったのは1989年頃から10年位住んでました。

もう20年位まえに帰ってきてるんだけど、あまり話した事がないんで書いてみようと思う。

思い出した順に書くので時系列はバラバラで、記憶を頼りに書いてるので、体験記ではあるけど正確さには欠けます。

前回おしまいなのにつづくって書いちゃいましたw

 

以下本編

 

 

基地には色々変な人たちがくる。

 

ゲートに来て手紙やノートを、しかも判読不能な、ヴィオニッチ手稿みたいな言語で書かれているものをゲートの植込みに置いて行ったり、ガードに渡そうとしていったりする。

 

ニュースにもなったけど、厚木基地に亡命させて欲しいと一家で車ごと侵入したケースとかもあった。

 

亡命させてほしいや、司令官に会わせろなんて電話も受けたことがある。

 

ある時MPHQの代表電話に「亡命させてほしい」って電話がかかってきた。

 

電話を受けたNSFは日本語が分からないから、近くに居たオレに投げてよこした。

 

本来なら通訳担当がちゃんといるんだが、1人は外の対応に出ていて、残ってた1人は電話対応中だった。

 

電話が終わって直ぐに来てくれたが、すでにオレが対応していたもんだから通訳さんは横でオレの対応を聞いてた。

 

「基地に行けば亡命させてもらえると聞いた」と話す男性に「そんなことは無いです」と丁寧に説明しているんだが、食いついて離そうとしない。

 

だんだん面倒になって「本当は内緒なんですけど、佐世保のゲートに直接行っていただければ受け付けてます。但し知ってる者と知らない者が居るので意を着けてください。」って言ってやったら、小声で「ありがとう」と言って電話を切ったw