「大丈夫です。何の御用でしょうか?」って聞いちゃったもんだから「神様についてどう思われますか?」って大抵の日本人は答えに困るであろう質問をしてきた。
だが聞いた相手が悪かった。
子供のころは矢追純一やテレビの四次元の世界特集とかは見逃したことが無い。
創刊当時から『ムー』は欠かしたことはなかったし、アメリカ行った後もKinokuniya Book Storeに置いてあると必ず立ち読みしてた。
ついでに『ムツゴロウのゆかいな仲間たち』だって見逃したことがない。
『神々の指紋』や『知の起源』、『竹内文書』とか、最近だと『インターステラー』や『ピラミッド・5000年の嘘』も大好物なオレに投げちゃいけない質問をしてきちゃった。
丁寧にオレの持ってる神様観を説明すると、ポッカーンって顔して聞いてたw
話術で相手をけむに巻くには、相手が理解できない事を永遠に捲し立てるって手もある。
何分くらいか分からないけど、シリウスの惑星軌道の話をしている辺りで「た、大変興味深いお話ですが、私たちには勉強不足で難しいので次回勉強しなおしてまた来ます。よろしかったらこちらも読んでみてください。」って小冊子を置いて帰っていった。
多分もう来ないだろう。
つづく
結構古い本だけど、なかなか楽しめる。
キンドル版とコミック版があるのは知らなかった。