ヴァージニア州で起きた事件で、多分また銃規制の話しが持ち上がるだろう。
過去に何度も持ち上がっては、多少色目の付いた規制がされるものの、何年かすると同じような事件で犠牲者が出る。
NRA(全米ライフル協会)は「銃が人を殺すのでは無く、人が銃を使って人を殺すのだ」と言っている。
確かに間違っていない。
『銃』の部分を『出刃包丁』や『バールのような物』に置き換えれば日本でも当てはまる。
オレがLAにいた時の統計では、銃器での殺人より刃物による殺人の方が数は多かったと記憶している。
事件の件数であって被害者の『数』ではない。
それでも一度事件が起きたならば、多くの被害者を出す。
しかし現実問題アメリカで銃の規制は難しいだろう。
過去に規制をした州もあったが、その規則を守るのは『良き市民』達だけであって、そうでない者達は良からぬ目的でのみ銃を持つ。
被害に遭うのは『良き市民』達である。
今後の議論の中で、「街は悪者だらけではなく、ほんの一握りの悪者の為に『良き市民』の生活が脅かされるなら、『良き市民』も武装して助けあえばいい」と言うような話しが絶対に出てくる。
いつだったかフロリダ州で「正規の購入手続きをして銃を購入した人は、その銃を持ち歩いてもいい」と、規制を緩和したことがあった。
現在は知らない。
その翌月だったかその年の統計だったかで、前回の統計より銃器による犯罪が30%に減ったと言う結果が出ていた。
確かに悪者が銀行強盗しようとして行内で「手を挙げろ!!」と叫んでも、そこに居合わせた客全員に「お前こそ手を挙げろ!」と言い返される可能性が出てくれば、リスクを背負う輩は減るだろう。
それがいい事とは思えないが、その全てを否定する事も出来ない気がする。
現在日本にいる以上、その議論に参加する資格すらない訳だが、、、、。
「民主主義国家である以上、国が間違った事をしている場合、それを正すのは国民の義務であり、武装している国を正す以上、国民も武装する必要がある。だから合衆国憲法修正第一条、第二条でその権利を認めているんだ」と話していたアメリカ人がいた。
それが良いか悪いかでは無く、ただ違うんだと認識する事にする。
ブログ更新の前に少し書こうと思ったが、思いのほか長くなってしまったので、本編は明日の更新にする。
退屈な独り言を最後まで読んでくれてありがとうございます。m(._.*)mペコッ
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