【ブラック・スキャンダル】

監督
スコット・クーパー
脚本
ジェズ・バターワース
マーク・マルーク
出演者
ジョニー・デップ
ジョエル・エドガートン
ベネディクト・カンバーバッチ
ダコタ・ジョンソン
ケヴィン・ベーコン


【あらすじ】

FBIに最重要指名手配された実在のギャングを描く。
1975年ボストン。ギャング団“のボス、ジェームズ・バルジャーの弟ビリーは州選出の上院議員。FBI捜査官コノリーは敬愛するジェームズに、悪行を見逃す代わりにイタリア系マフィアの情報提供を持ち掛ける。この提案を引き受けたジェームズは、やがてボストンで最強のギャングにのし上がっていくが。




【おばちゃんの独り言】

幾度も本や映画化された実在のギャングを題材にした作品  兄はギャングで弟は議員という異例の兄弟と幼なじみのFBI捜査官の3人が忠誠心の名のもとに悪業を重ね破滅する姿が描かれる  まずジョニデの風貌に驚愕した特殊メイクに毎日2 時間かかったという  冗談さえ身震いする薄気味悪さ  手段を選ばない極悪非道な男は裏切った仲間には容赦も躊躇も無い  マフィア作品といえば義理人情のファミリーを思うが皆無で非情な悪党たちの汚職事件  そのなかで忠誠心という利害が絆を結びつける  映画では描かれない最期もまた映画以上に壮絶だった作品