【パリ、テキサス】
監督
ヴィム・ヴェンダース
脚本
サム・シェパード
L・M・キット・カーソン
出演者
ハリー・ディーン・スタントン
ナスターシャ・キンスキー
ディーン・ストックウェル
オーロール・クレマン
【あらすじ】
ひとりで荒野をさまよい続けていた男。記憶を失っているその男は4年前に失踪した兄トラヴィスだと弟が確認した。彼はテキサス州の“パリ”という町を探して放浪していた。やがて少しずつ記憶を取り戻し幼い息子を伴い家出した妻を捜す旅に出るのだが。
【おばちゃんの独り言よ】
スーツ姿に赤い帽子で荒野を彷徨う男 少しづつ記憶が蘇り正体が明らかになる 息子を連れて妻を探すロードムービー展開 響きにくい作風だか男の哀愁を見事に映像に映し出している 些細な手掛かりで探し当てたのにも驚くが何より若くて美しい妻の存在には更に驚く そしてのぞき部屋での斬新な再会 ふたりに何があったのか行く末も気になる展開 夫から妻への言葉も静かに心を打つ 淡々と静かに家族再会が展開していき古い映画ではあるが撮影手法が秀逸な作品