【ふたりの女王メアリーとエリザベス】

監督
ジョシー・ルーク
脚本
ボー・ウィリモン
原作
ジョン・ガイ

出演者
シアーシャ・ローナン
マーゴット・ロビー
ジャック・ロウデン
ジョー・アルウィン



【あらすじ】

16歳でフランス王妃となりながら、フランス王フランソワ2世崩御により18歳で未亡人となったメアリーは、故郷のスコットランドに帰国。再び王位の座に就くが、当時のスコットランドではプロテスタント教徒の勢力が増しており、彼らは女性君主は神の意に反すると、女王メアリーの存在を快く思っていなかった。メアリーは家臣の陰謀や内乱などによって何度も王座を追われそうになり、厳しい運命に翻弄されていく。一方、イングランドを統治するエリザベスは、自分と違い美しく、結婚もして子どもを産んだメアリーに、複雑な思いを抱いていた。王位継承権をめぐりライバルもであるメアリーとエリザベスは、複雑な感情を抱きながらも互いに魅了されていき、男性社会の中で孤軍奮闘する女性として激動の時代を駆け抜けていく。



【おばちゃんの独り言よ】

16世紀ふたりの王女の物語  王女という共通点はあるけど対照的な環境のふたり  権力争いに翻弄されながら信念を貫く王女メアリー  どこにでもいそうな快活な女性が王女として奮闘するの意地らしかったわ  対照的に劣等感のある王女のエリザベス  王位を全うする葛藤と覚悟のなかで 心を病み心身ともに変化していく あの変わり様が衝撃的だったわ アリス・イン・ワンダーランドかと思ったわよ  変貌に目を奪われて内容が希薄な印象を受けてしまう ふたりの対立の結果は悲劇的な結末だったわ