おらが川柳 | 源のブログ

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源のブログへようこそ。笑い話を書くことが好きです。ただ今「ことわざ漫談小話」等の笑い話しを創作発表しています。それに季節ごとの俳句や川柳も投稿しています。最近は「戯れ言」も書いています。作品名は画面右下側フリースペースをご覧ください。

タイトル:「おらが川柳」

テーマ:「源さんの川柳 463~600」

おらが川柳

 

・今回の題は「日本の食文化」20231020

    日本の伝統文化に魅力を感じる

       外国の方は大変多いです。

 

    一方、

    日本の食文化に接しては

    大変驚くこともあるそうです。

 

 

     その中で、音を立てて食べる文化に

       不快を感じるそうです。

 

  

  その音とは「すすって食べる」食文化のことです。

    この食べ方、

       外国の方には分からないでしょうね。

 

  昔から落語では、扇子を片手に持って

   「蕎麦」や「うどん」を、

    慌てて食う仕草が演じられるほど

     日本人には音をたてて

     「食べる」文化があります。

 

 

        これを見た外国人は、

             ヌードルハラスメント

 

 

  そこで川柳では、

 「ツルツルと何で音出す慌て食う」

          となるのです。

 

 

 

  これ、

  別に慌てて食っている姿じゃないのですが

  外国の方にはそうみえるのでしょうね。

 

   電車は静かに乗って、蕎麦やラーメンは

    音を出して食べてくださいと、

     不思議に

    外国の方は思っているのです。

 

   昔、日本の職人たちは、親方から

  「いつまで食ってんだ、さっと食っちまえ」

    と、怒鳴られ仕事に追いまくられていました。

     そうした

       影響もあるのでしょうね。

 

 

  一方、日本でのこの川柳は

 「ズルズルとのど越し食うは

       蕎麦の味」

            と、なるのです。

 

  

   でもね、食べた後には、

    手を合わせ

     「ごちそうさまでした」 

   感謝の気持ちで、チップもありません。

 

   あるのは「ありがとうございました」と言う、

    お店の主の声と、

 

 

        そして、

      楊枝を銜え「ごちそうさま」

            と言うことです。  

   後はまんぷく

   外国の方には、この味がわからないでしょうね

 

   一方、盗み食いの時は、

     ネズミや猫とグルになって

      蕎麦でも、うどんでも

    決して音は出しません。

 

 

       楊枝が刺さった でっかい「たこ焼き」に

      犬がかぶりついています。

     

            

 

       見つからないように

        上手にたべます。

   

    しかし、静かに食っている時、

   犬の奴が勝手に「パクパク」と音を出すのや。

   

    でも、盗み食いでは、一時の満腹でも、

     食った気にはなりませんね