ことわざ漫談小話
ことわざ小話 301~400
K364「子に過ぎたる宝無し」20230505
恐れ多くも「こどもの日」に大の大人が駄々をこねます。
日本には「子に過ぎたる宝無し」と言う立派なことわざがあります。今の日本列島、子供の数が少なくなってきました。これは日本の将来にとって嬉しいことではありません。
この少子化問題に、皆さんはどう考えますか。
「こどもの日あの子この子も宝の子」
人口減少問題に何か恰好の打つ手があるでしょうか。
私は医療制度も含め、子育てにはその地域に社会的経済的な支援があり、養育期間から未成年期にかけ、何らかの地域ぐるみの保証制度等があれば子は産まれながらすくすくと育つと思います。
ところが現在日本では安心できるこのような制度もなく、共稼ぎのなかで子を産み育てることはなかなか厳しいものがあります。
それではその不安とはどのようなものでしょうか。この厳しい競争社会で、その子がその子らしく、世間に横たわる幾多の困難も吹き飛ばし、不憫もなく行儀よく育てられるかが親にとってはとても心配な事なのです。
これは、制度のない荒波戦火の中で子を産むようなもの。子は宝と申せ、荒涼とした原野に子を産み落とすわけには参りません。それではあまりにも無責任な親となります。
日本は安心して子供を育てることができる
世界のお手本となってほしい。
庭の片隅にこんなものが咲いていました。
名前 知りません。