ことわざ漫談小話
ことわざ小話 301~400
庭のサフランが咲き出しました
K344「鬼も笑う」20211110
来年の事を言うと鬼が笑うと言います。師走に近づくと来年はこうしよう、再来年はもっとこうやろうと、貧乏な財布を眺めながらささやかな計画をたてると鬼が笑うのです。
毎年のように反省しながら来年はとつぶやく毎に鬼に笑われていたのですね。道理で華々しい良いことは何一つありませんでした。やっとの生活でした。
しかし鬼に笑われたって、いいじゃありませんか。鬼に笑われているうちはハナです。それより鬼に見放されたらそれこそお終いです。家の中で明日の事を言えば天井でネズミが笑う。外で明日の事を言えばカラスが笑うとされています。
コロナでの商い
「仕事なく明日も無ければ銭もなし」
「店仕舞い明日明後日はと鬼笑う」
庭の紅葉もはじまりました

